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子供が動く声かけ

おはようございます。いわたコトバのそうだん室の言語聴覚士岩田です。
天気がいいと思って洗濯物干しても、突然のゲリラ豪雨で全て終わることがある季節です、、僕は毎回もう一回洗濯するか、そのまま干し続けるか悩んでます、

では、今日は「子供が行動できるようになる声かけ」ついてです。
子供がなかなか行動してくれなくて、困ってしまう」という時のお話で、声かけのを変えてみると結構改善することがあるので参考にしてみてください😁

「こちらの都合」ではなく「自分ごと」にしてあげる

子供が予定通りに行動しない時や、なかなか動き出さない時に、僕らはついつい「ご飯食べなさい」「お風呂入りなさい!」と言ってしまうことはありませんか?
でもこれって親の都合であって、その時間に行動したからといって子供にとってメリットはあまりありません。

僕ら大人もメリットのない行動ってやる気も出ないし、ついつい先延ばしにしてしまいますよね、上司に「お給料出ないけど、会社のためになるからこれやっといて」と言われているようなものです。

そのため、行動することのメリットを付け加えてあげます。

例えば
「早くご飯食べなさい」→「最初に来た人は今日のふりかけを選べるよ」
「お風呂入りなさい!」→「泡の出る入浴剤買ってみたんだけど、使ってみる?」
などなど。

子供の興味や好奇心を刺激して他人事から自分ごとにしていきます。
こうすることで行動することのメリットが生まれて自分から行動しやすくなります。

命令、否定をなるべく避ける

「勉強しなさい」と言われて「今やろうと思ってたのに、言われたからやる気なくなった」というやりとりって昔からあるあるです(僕も言っていました笑)

でもこれって本当にそうなんです。

脳は「〜しなさい」「〜やってはいけない」という命令形や否定を嫌う性質があるそうです。専門用語で「心理的リアクタンス」といいます。

自分から決定して行動したい生き物ということでしょうか。

そのため、例えば、ご飯の時間になったのでゲームを終わらせたい時に「早くゲームをやめなさい」と言ってしまうと、脳が不快感を示して反発します。その結果「もっとやりたい」になってしまうんですね。

こういう時は「〜しなさい」といって行動を終わらせようとしないことが大切で、自分から行動したというにしてあげるために「5分後に終わらせられる?」「そこのステージが終わったらやめられる?」という言い方の方が行動しやすくなります。

※ここでのポイントは子供に納得してもらうということです。
「終わらせて」と命令すると反発してしまうので「5分後に終わらせられる?」と聞くわけですが、曖昧な返事のまま5分間進めてしまうと、同じようにやめられないことが多いです。そのため「5分後に自分からやめられたらまたゲームできるけど、やめれそう?」としっかり約束をしておくことが大切です。

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