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片付けができない子供へのアプローチ

おはようございます。いわたコトバのそうだん室の言語聴覚士岩田です。

では今日は「片付けをしない子供へのアプローチ」です。
おもちゃで遊んだ後、必ず必要になる片付けですが
正直「片付けてね」だけじゃ全然片付けませんよね?
聞こえているはずなのに無視をしたり、泣き出したり、「まだ遊ぶの!」と怒り出したり、、
ついついイライラしてしまうこともありますよね。

片付けられない理由

一言で「片付けができない」と言っても、子供が片付けられない理由はたくさんあります。
・「片付ける」ということが理解できていない
・まだ遊びたい
・片付けることのメリットが分かっていない
・環境が整っていない(ものが多すぎる、収納スペースが少ないor多い)
などなど

今回はこんなたくさんの「片付けられない」のアプローチ方法を3つ紹介していきます。

お片付けアプローチ

①ハードルを調整する
子供によっては「片付け」のハードルが高すぎることがあります。「出したものを決まった位置に適切な方法で戻す」ということが、片付けができた状態とすると「出したものを集めて戻す位置ごとに分ける」ことができたとしても、片付けができなかったということになってしまいます。
なのでこの場合は、ハードルを調整してあげて「散らかったものを集めて1つの箱に入れられた」ことをゴールにしてあげることで片付けができたという成功体験を積んでいくことができます。

②できたときはしっかり褒める
片付けができなかった時は「片付けなさい!」と叱ってしまいがちですが、意外と片付けられた時は褒めていないことが多いんです。
例えばご飯の前に「片付けてね」と伝えて、すぐひ片付けができた時に褒めることなく「じゃあいただきますしようか」としてしまうことありませんか?
できた時にしっかりご褒美がないと片付けはやってくれません。
片付けができた時や、やってる過程もしっかりと褒めてあげてください!

③どうなったらいいかを分かりやすく提示する

子供によってはどういう状態が「片付けた」となるのか分からない子供もいます。自分は片付けたと思ったのに大人から見たら片付いていない、、その結果また「片付けなさい!」と叱られてしまうこともあります。

こういう場合は「片付いた状態」を写真で提示してあげます。写真で「片付いた状態」を確認しながら片付けていくことができます。
こうすることで「できていない状態」と「できている状態」が視覚的に分かりやすくなり格段に片付けがしやすくなります。

まとめ

いくつかのアプローチを紹介してきましたが、まずは自分のお子さんの片付けができない理由を考えてみてからアプローチ方法を当てはめてみてください。

教室では昨日YouTubeで「言葉を伸ばすおもちゃ紹介」の動画をアップしました!時間があったら見てみてください😃


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