小説を書いた話 【 あとがきにかえて 】
普段、noteでは1,500字~2,000字程度を目安に記事を書いています。数年前、出版関係のコラムを書いた際に、編集者さんからそれくらいがちょうどいいと助言されたことがきっかけ。
そんな私が先月、80,000字を超える文章を書きました。8,000じゃないですよ。80,000です。
学生時代の論文も60,000字程度だったので、38年の人生で最長の文章です(8/10現在です。誕生日は8/11です Yeah! )。
何を書いたか。タイトルのとおり、小説です。
どこに書いたか? noteで別アカウントを作って書きました。
なぜ別アカ? あまりに……長いから。しかも応募した企画の規定上、1記事20,000字程度とあったので、4つに分けての投稿になります。普段、税理士が仕事や生活でのよもやま話を書いていたページが小説で埋まる。それはなにか違うんじゃないか? と判断して別アカウントで投稿した次第です。
その小説は、こちらです☟
◆ タイトル
トーク・イット・イージー(全10話)
◆ あらすじ
「 #創作大賞2023」の「 #お仕事小説部門 」に応募しました。noteで知り合った方や税理士仲間が拡散をしてくださり、本当に感謝感激でございました。
◆ あとがき
なぜ書いたのか。動機をずっと書こうと思っていました。しかし気付けば、1ヵ月が過ぎさり。このままでは、あとがき無しになる。うーん、どうしよ。
そこで、この度、妄想記者会見を開くことにしました。当会見をもって、あとがきに代えたいと思います。
それではお時間になりましたので、インタビューにうつりたいと思います!
――なぜ小説を書かれたのですか?
小説を書きたいという欲はありませんでした。それよりも税理士という仕事をもっと多くの人に知ってもらいたいというのが動機でしたね。
――職業を広めたいから小説?
はい。私は結構、学生向けの職業紹介セミナーや租税教室を担当させてもらうことが多いです。そこで出会った学生はこの職業について、地味であったり、難しそうであったり、AIで未来がないといったイメージをもっています。もちろんそういった側面もありますが、皆が思っているよりはキラキラしている部分もあるぞ、と個人的に思っていて。じゃあ、それをどう伝えればいいか? 直接話すのが一番ですが、同じように広報活動をする税理士仲間とよく話すのが「税理士が主役のドラマ欲しいよね」ということでした。
――どんな小説をイメージしたか?
普段、税理士に馴染みが無い人にこそ読んでほしい。そこで、イメージしたのはテレビドラマです。まずドラマの脚本を作って、活字だけで伝わるような描写を差し込み、小説に変えていきました。古いかもしれませんが、カバチタレとかショムニとかナースのお仕事のようなポップなテンポ感を意識しました。
――物語は、フィクション?ノンフィクション?
基本的にはフィクションですが、私が経験した手続き、相談、コンサルティング内容を取り入れています。特に起業の流れは、もともと起業セミナーで用いた資料が題材です。税理士だけでなく起業にも興味を持ってもらえたら嬉しいですね。今、noteで「 #推したい会社 」という応募企画がありますが、この小説に出てくる会社も推したい会社の1つです。
ちなみに小説の主人公と税理士は元恋人ですが、私も妻とは学生時代からの付き合いなので、多少恋愛要素もノンフィクションな部分があります……笑。
――仕事への影響は?
小説を書いてみて、改めて自分の仕事を整理したり、見つめ直すことができました。秋に大学で起業や税務に関する授業をする予定があり、今、構成を考えているのですが、小説で色々と妄想した成果が活かせそうだなと感じています。
――最後に一言、メッセージをお願いします
今回、素人が小説にチャレンジさせていただきました。夜な夜なの創作は、とにかく楽しかったです。至らない点ばかりですが、題材となった経営や税務についてはプロとしての経験を盛り込んでいます。お盆休暇の方も多いかと思いますので、ぜひ事業の行方、恋の行方を追いかけてみてください。
以上、よろしくお願い致します!
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