岩佐十良 / toru iwasa

株式会社自遊人・株式会社IMD 代表取締役社長/クリエイティブ・ディレクター/編集者

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マガジン

最近の記事

雑誌「自遊人」 編集者、大募集! (経験者のみ)

雑誌「自遊人」の復刊に向けて、編集者を募集しています。自遊人の発行は3月、6月、9月、12月の年4回。できることなら6月26日から復刊したいのですが、編集者が見つからない場合には9月、11月の復刊も考えています。復刊した場合、2年間はテーマを「ローカルガストロノミー」に絞って記事を作りたいと思っています。地方にあるレストランの紹介はもちろん、シェフの考えていること、第一次産業との連携、地域経済への波及効果などを徹底取材したいと思っています。 編集者の役割は、企画立案、台割作

    • 自遊人ch:「これからの旅の話をしよう。」 Vol.1

      第1回目のゲストは新潟県 越後湯沢温泉「HATAGO井仙」、六日町温泉「ryugon」を経営し、雪国文化を観光の軸とする「雪国観光圏」の代表理事である井口智裕さんをお迎えしてお送りします。 (2020年6月1日 Zoom収録、6月9日公開) ※次回の対談は6月25日(木)15:00公開予定です 2020年、新型コロナウイルス感染症の流行によって 観光業界は大変な局面を迎えています。 観光事業者が手を携えながら、どうしたらこの難局を乗り越えられるのか。 新潟県、南魚沼・湯沢

      • 6月19日に想う。観光業の未来

        都道府県をまたぐ移動の自粛が解除されました。でも19日の前後で里山十帖の予約状況はほとんど変わりません。予約自体は回復基調ですが、旅に出ることに対して「漠然とした不安」を持っている方が、思いのほか多いと感じています。 世論調査的なデータを見ると、6割が「Go To キャンペーンを利用しない」と答えていますし、さらに今年の夏休みが短いことも加えて、依然として観光の先行きは不透明です。 付加価値は「移動」によって生み出されます。しかも「スピード」によって付加価値は増大します。

        • 観光と移住、そして地方創生

          読売新聞の新潟県版にインタビューが掲載されました。「多くの人は外出自粛の生活を経て『東京にいなくても仕事はできるじゃないか』と気付いた。地方移住を考える人は増えてくると見られ、そこにどうPRして推進していくは地方創生の鍵になる。観光業の果たす役割も大きくなる」 このコメントから始まる記事。いまだ上越新幹線も関越道もガラガラ。19日以降も大きな変化は考えられない今だからこそ、これから5年後、10年後の姿を考えるべきだと思うのです。 一度も訪ねたことのない、知らない土地に移住

        雑誌「自遊人」 編集者、大募集! (経験者のみ)

        マガジン

        • 仕事と暮らしのこと
          8本
        • 観光業の未来:「これからの旅の話をしよう。」
          4本
        • 新しい働き方「移住という選択肢」
          1本
        • 地域再生・活性化:地域を変える「ローカルガストロノミー」
          5本
        • 浅間温泉活性化「松本十帖」プロジェクト
          3本
        • 旅館再生:既成概念を変える「リアルメディア」
          3本

        記事

          「新潟美食手帖」の増刷が決まりました!

          昨年秋に発刊した「新潟美食手帖」の増刷が決まりました。このスピード増刷は著者として嬉しいかぎり。そして多くの方から「美食手帖を見ながらあちこちのお店を巡っていますよ」とご連絡いただいていますが、これも著者冥利に尽きます。 一昨日も東京のとある有名美食家の方が新潟へ。秋にお越しになられたばかりなのに、この短期間での新潟リピートは異例。「あの本を見たら、行きたい店がたくさんできてしまって」と、今回は3軒のお店を訪問するそうです。 現在、書店の在庫は少なくなっていますが、2月初

          「新潟美食手帖」の増刷が決まりました!

          日本経済新聞に取り上げていただきました。

          松本十帖のプロジェクトを日本経済新聞に取り上げていただきました。 記者の方は松本ご出身で新潟支局にお勤め。すごくわかりやすく良い記事にまとめていただき、とても嬉しいです。 松本十帖では、旅館を再生するだけではなく、エリア一帯にさまざまなコンテンツを散りばめる「エリアリノベーション」に取り組んでいます。観光客だけでなく、松本市内、長野県内に住む人にとっても訪れたい町となることを目指した取り組みです。 たくさんの方に浅間温泉を知っていただき、実際にお越しいただいて、まちの魅

          日本経済新聞に取り上げていただきました。

          なんと日経新聞の見開きに!

          日経新聞の日曜版「The STYLE」に私のインタビューが掲載されました。しかもカラー(新潟県版はモノクロ。なぜ?)、なんと見開き! あまり喋ったことがない、東京時代、しかも創業時代のことにかなり触れられています。 ただし、ほんのちょっと間違いがありまして…。亀倉雄策さんに「デザインは厳しい世界だ。君たちは企画・編集の方が向いている」と口説かれたとありますが、実際にそう口説いたのは、亀倉さんの事務所に僕を連れていった当時リクルートの社員だった 秋山 進 (Susumu Ak

          なんと日経新聞の見開きに!

          浅間温泉「松本十帖」クラウドファンディング

          夏本番を迎え、松本も暑い日が続いています。8月は松本がもっとも賑わう時期。プロジェクトチームでは、松本、浅間温泉の潜在的な魅力を見つめ直すとともに、コンテンツの検討を進めています。 一方で、リニューアルに向けて、プロジェクトをよりたくさんの方に知っていただくために、クラウドファンディングをスタートしました。このファンドは、書店やレストラン、ハードタイザーの製造販売など、宿泊者以外の地域の方も利用できる取り組みを対象にしています。ホテル本体と比べるとそれぞれ小さな事業ではあり

          浅間温泉「松本十帖」クラウドファンディング

          「名詞型デザイン」から「動詞型デザイン」へ。

          雑誌「自遊人」、5月号の特集は「デザインの旅」。 コロナ騒動をどう乗り切るか、大きなヒントが「デザイン的思考」にあります。下記は巻頭提言。 よろしければ読んでくださいね。 【「名詞型デザイン」から「動詞型デザイン」へ。】 「デザインの旅」と聞いて、皆さんは何を連想するでしょうか? 建築、ファッション、アート……クリエイティブの最先端を感じるなら、ニューヨークやパリ、ミラノ、ロンドンは外せないでしょう。心地よい暮らしを体感するにはコペンハーゲン、一方で歴史を超越したデザイ

          「名詞型デザイン」から「動詞型デザイン」へ。

          「LOCAL LETTER」

          「ほぼ日」に続いて「LOCAL LETTER」が取材してくれました。見出しは「前略、対立ではなく、お互いの価値観を受け入れ合う世界を目指すアナタへ」。 いや、僕がつけたんじゃないですよ。この記事を書いてくださった高山奈々さんがつけたタイトルです。でも長いインタビューからこのタイトルをつけてくれたのは、僕にとっては嬉しいこと。今、僕自身が編集者としていちばん伝えたいのはこの部分です。 もちろん雑誌も宿泊業も超厳しいので、自分自身が多様な価値観を受け入れるために、いかに平静を

          「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演しました。

          「プロフェッショナル 仕事の流儀」をご覧いただいた皆さま、どうもありがとうございました。自分で観た感想としては「等身大を描いてくれているなぁ」ということ。特別に誇張することもなく、感動ストーリーに編集することもなく、日常の風景を切り取ってごく自然に編集されていました。 昨晩、新潟で番組を観て、今日は松本に来ていますが、あらためて松本、そして浅間温泉は「いいところだなぁ」と感じています。もちろん新潟も素晴らしい場所なのですが、新潟とは違った文化的な香りがします。 番組では昭

          「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演しました。

          ポストコロナ、新しい日常

          「タイムアウト東京」のweb連載「ポストコロナ、新しい日常。」に私のインタビューが掲載されました。下記は記事からの抜粋。1時間30分以上のインタビューから、言いたかったことを的確にまとめてくださっています。ぜひリンク先で全文を読んでいただければ幸いです。 「人口が増え過ぎると世界的に病気が蔓延するなどとよく言いますが、新型コロナウイルス感染症はあくまできっかけに過ぎず、人間自体が大きな「疫病」にかかっているのではなかろうか。そうでないと、この経済無視の行動は説明できないと思

          ポストコロナ、新しい日常

          SILVER MOUNTAIN LODGE

          SILVER MOUNTAIN LODGEもプレ・プレオープンします! 新潟県魚沼市の秘境、銀山平の民宿2軒を引き継いだのは昨年夏のこと。本当はこの夏、改装工事を終えて開業する予定でしたが、本格的な工事は先延ばしに。今年は営業するかどうか悩んでいたのですが、ログハウス7棟をリノベーションして(6棟は完成しています)、8/1、プレ・プレオープンすることに決めました。 なにしろ日本有数の秘境です。上高地、黒部立山に匹敵する大自然。目の前には日本百名山の越後駒ヶ岳、中ノ岳が聳え

          SILVER MOUNTAIN LODGE

          松本十帖、7月23日プレオープン!

          開業が延期になっていた「松本十帖」。 すべての工事と準備が遅れていますが、7月23日、まずはブックホテル「松本本箱」をプレオープンすることになりました。 松本本箱は「豊かな知と出会うためのホテル」がコンセプト。1階にはブックストアとレストランを併設しています。ブックストアでは従来の書店とは異なる新しい試みも多数。本のある暮らしの豊かさを体感していただけると思います。 レストランでは信州の食を。まだプレオープンなのと、コロナ対応のためメニューが安定してくるのは9月以降になる

          松本十帖、7月23日プレオープン!

          自遊人チャンネルを開設しました!

          次号、6月26日の雑誌「自遊人」をお休みすることは、以前お知らせした通りですが「新しいことにチャレンジしたい」と思って、「自遊人チャンネル」を開設しました。 2週間に1本程度、インタビューを公開していきたいと思っていますが、当面のテーマは「これからの旅の話をしよう」。 観光業が大変厳しい状態に追い込まれているのは皆さんご存知の通りですが、悲観的な話ばかりしていられません。宿泊業はどのように新型コロナウィルスに立ち向かっていけばいいのか、そして地域をどうやって守り、一方で新

          自遊人チャンネルを開設しました!

          ほぼ日のインタビュー

          「ほぼ日」の奥野さんが、僕をインタビューしてくれました。奥野さんに取材していただいたのは2回目。前回もライブ感溢れる原稿を書いてくれたのですが、今回もまたかなりライブな感じです。 取材は5月7日。まだ雪のある銀山平と東京をネットで繋いで行われました。ぜひ読んでいただけると嬉しいです。 ▽ https://www.1101.com/n/s/ohisashiburi_talk/2020-05-18.html 2020.5.19

          ほぼ日のインタビュー