ロフトのバレンタイン広告から学ぶ!好感を抱かれる発信とは?
この動画広告に今戸惑いの声が挙がっています。
動画では、女同士のやり取りが描いてあります。
表面上では『ズッ友』と言っているのに、本音と建て前を使いわけ、裏では足の引っ張り合いをするのが女の友情であるという印象。
この広告に対し、「女は陰湿という考えが透けて見える」といったコメントのほか、「意図がわからない」など広告のコンセプト自体が理解できないと言った困惑の声が噴出中。
正直私もこの動画を見た際に不快感を覚えました。
近年は情報過多であり、印象に残るプロモーションをかける必要性あります。しかし、この広告は印象に残ったとしても、ポジティブな印象を抱かれる確率が低いのでロフトの企業ブランドを向上させるものではない。
ではなぜこの広告は不快に感じられるのでしょうか?
確かに記事にあるように、女は陰湿という偏見がメッセージとして受け取れたり、意図が伝わりづらいというのも原因としてはある。
しかし、私はこの広告が「ただの悪口」で終わっているというのが原因だと考えます。
悪口でいえば、有吉やマツコなどの毒舌と近しいところもあります。
その違いは何なのでしょうか。
違いは2点。
1.ユーモア
この広告にはユーモアが感じられません。ユーモアとはそもそも「人間生活ににじみ出る、おかしみ。上品なシャレ。人生の矛盾・滑稽などを人間共通の弱点として寛大な態度で眺め楽しむ気持ち」という意味だそうです。
つまり、ユーモアとはただ誰かを攻撃することではなく、こんなこともあるよねと寛大な気持ちでシャレをいうようなものなのではないでしょうか。
ロフトの人たちもユーモアのつもりだったのかもしれませんが伝わってきません。普通に面白くない。
2.フォロー
最近その姿をテレビで見ない日はないマツコデラックスですが、彼(彼女?)は叱ったあとでも絶妙なフォローを入れることで有名です。
以前製作プロデューサーが仕切りが悪いと現場でマツコにこっぴどく叱られたそうです。
しかしマツコはその晩に、「あんただけが悪いんじゃないのはわかってるから」と電話でフォローしたそうです。
これはフォローの一例ですが、ロフトの広告もフォローを動画の最後に入れると違ったのではないでしょうか。
例えば「たまにこういう子もいるけど、絶対的に悪い子だとも限らないよね」などなど。
自分だったらそんなフォローを入れたいです。
日常生活でもただの悪口は人を不快にさせるだけです。
うまく自分の気持ちを発散させたい場合は、「ユーモアがある伝え方にする」・「ただの悪口にならないようフォローまでのべる」などルールを決めて注意深く発言することが大切ですね。
他には立場の弱い人を攻撃しないことも重要です。
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