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「Chururi」雑考

とうとう本日(2024.5.15)、配信リリースされた新曲「Chururi」。久々に思考の渦に飲まれず、解釈のようなことができそうなので、乱雑ながらここに記しておく。  わたしには絵を描くという高度なことはできないが、もしこの曲をキャンバスに描こうとするならば、グレースケールだった「あの街」に色が戻っていくような、そんな感覚。  誰もに身近な「街」の歌。たぶんきっとそれは「バス停ではしゃいでる」子たちの存在や、通勤、通学や買い物、遊びといった様々な人たちの「刻む足音が 暮ら

    • 「ゆずが怖くて聴けなかった日々」(2022.12.14)

      あんなに楽しくて、元気や勇気をもらって、何度も何度も背を押してくれ、慰められ、愛してやまなかった楽曲たちが、聴けなくなった。 急に底なし沼に落ちてしまったような感覚で、聴けば聴くほど身体の自由を奪っていくかのようにドロドロと絡みつく感覚があった。 いつからかは覚えていない。「SEES」に参戦していた頃は、まだ辛うじて聴けていたけれど。でもちょっとずつ心の中に煮凝りのようなものが溜まっていて、恐らく決定打は「SEES」・「PEOPLE」のライブ盤を聴いてしまったこと。「圧」が

      • ゆずアリーナツアー2022「SEES ALWAYS with You」オーラスatマリンメッセ福岡A館(2022.8.18)

        春から始まったアリーナツアー「PEOPLE」の追加公演、「SEES」。そのオーラスが最初で最後の参戦。 なけなしの語彙ではあるが、あの時、あの場所で体感した「ナニカ」の正体を詳にしたい。 リーダー、サブリーダーの挙動その他は他の方々にお譲りして、ここでは考察めいた感想を書いてみたいと思う。 1.君を想う今回のライブにおいて、間違いなく基軸となっているのは、この曲である。通常ならば、中盤に位置していてもおかしくない、いわばメイン曲だ。その曲を最初にぶつけてきた彼らからの、最大

        • SexyZone「ザ・ハイライト」についてあれやこれやと述べる文(2022.7.31)

          どーもっっっ!!!お久しぶりです、まつです!皆さまいかがお過ごしでしょうか? まつは元気です! 今回はですね、2022.6.1に発売されたSexyZoneのアルバム、その名も「ザ・ハイライト」の感想やらなんやらについて書いていきたいと思います! いやー、長かったですね。果てしなく長かった。 「ザ・ハイライト」を手に入れるまでの道のりが。 6.1発売でしょ???まつが手に入れたのもうほぼ2ヶ月後ですよ。 5月後半ぐらいからですかね??うちの部長(やめれる?さんね)に「も

        「Chururi」雑考

        • 「ゆずが怖くて聴けなかった日々」(2022.12.14)

        • ゆずアリーナツアー2022「SEES ALWAYS with You」オーラスatマリンメッセ福岡A館(2022.8.18)

        • SexyZone「ザ・ハイライト」についてあれやこれやと述べる文(2022.7.31)

          ゆずオタがなぜかSexyZoneを布教されてつい買ってしまったぽぷすてから学んだセクシーさんたちのナゾについて。(2022.5.3)

          どうも、こんにちは、 まつです!!!普段は歌う方のゆずを推しています。しかし今回はなぜか友だちに 夜中の2時まで4時間半かけて説法されたSexyZoneさんに興味を持って、ついポチってしまった「POP×STEP!?」こと、通称ぽぷすての感想をぽちぽちと書いていきます。 いやぁ、まさかこんなことになるとは、正直、思ってもみなかった。だってまつ、実は ジャニーズさん苦手だったんだもの…。しかしですね、最近ゆずくんたちが25周年イヤーでプロモーションをね、色んなおてれびでや

          ゆずオタがなぜかSexyZoneを布教されてつい買ってしまったぽぷすてから学んだセクシーさんたちのナゾについて。(2022.5.3)

          NATSUMONOGATARI論

          ・はじめに  先の「NATSUMONOGATARI」論は「悲恋の歌」としての側面から考察を行ったものである。今回は「NATSUMONOGATARI」という楽曲のもうひとつの「文脈」について考察を行う。 ・語彙の面から見た「NATSUMONOGATARI」  先の「雑考」でも述べたことであるが、いまいちど整理しておくと、「桜木町」で使われている語彙の7~8割が「NATSUMONOGATARI」中で回収されている。しかし、一方で、「NATSUMONOGATARI」における語彙の

          NATSUMONOGATARI論

          「NATSUMONOGATARI」論考(雑考)

          要旨  本論では、2004年に発売された「桜木町」と、その17年後にアフターソングとして発表された「NATSUMONOGATARI」について、2曲の関係性を踏まえ、「NATSUMONOGATARI」の立ち位置を明らかにしたうえで、その文脈のズレについての考察を行う。 ●「桜木町」と「NATSUMONOGATARI」の比較(詞の表現方法)  ここでは2曲の関係性を明らかにするために、詞を比較する。まず、大まかな表現の特徴に注目したい。「NATSUMONOGATARI」は「

          「NATSUMONOGATARI」論考(雑考)