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友人の変遷と人生、今を生きる。「何かを求めて振り返っても、そこにはただ風が吹いているだけ~」


必要な友人は年と共に変わっていく。年と共に私のかつての友人達は過去の存在になっていった。それは毎日一緒に遊んだ当時の親友でさえも過去の人になる。それは年と共に違う道を歩み始めたという事である。若い頃に仲の良かった親友で今でも付き合ってる人は殆どいない。喧嘩をしたわけではなく、不仲が原因でもない。既に過去とは異なり、我々のお互いの興味の対象や人生観が違うのです。長い休暇を経て旧友と話すのは楽しいですが、以前のように旧友に会うのとは違います。

お互いに良い刺激を受けあい、成長を即せる友人と付き合う方が人生に良い影響を及ぼすのは確かです。人は変化します、そして変化と共に必要なものが変わる。自らの発展を望む人はそうなる。何を求めて生きているかという事である。過去の楽しかった思い出は過去のものである。かつての友人と以前と同じ事をして一緒にたのしく遊ぶことはできません。

人は過去ではなく現在に生きている。過去にしがみ付いてもそこにはただ過去の風だけが吹いている。過去を振り返らず、今、自分にとって大切で必要な人だと感じる人と親しくすることを心がけている。口論になっても、そういう人と離れる事はないだろう。興味のない人とは私は口論にすらならない。そして本当に大切で必要な人とは深い友情が生まれる。良い刺激を与える友人は時にはそれが正当な事であっても不愉快な刺激と感じる事もある。もし、そう感じるなら、それはあなた自身が成長するべき何かしらの原因がある事を示唆している。人の精神が成長するその時は、人はある種の不快感と困難を感じる。

それは今まで登ったことのない山に登るのに似ている。だから不安や困難を感じる。素晴らしい山だと感じても、諦めてその山に登らない事もあるが、それは相手との知的または精神的格差があり過ぎるか、自分が向上しようとする情熱が足りないかです。しかし、時間の経過と共にその山が登るに値するものだと気が付くことも良くあります。

ここで書いた事は友人に限らず、恋人やパートナーにも言える事です。
私が書いている事が分からない人がいる事は理解しています。価値観や人生観が違えば当然でしょう。分かる人にだけ分かって頂ければれと思って書いています。

「何かを求めて振り返っても、そこにはただ風が吹いているだけ~」
昔の歌には良いものだ沢山ある。情緒的なものが多いけど、それもまたいい。

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