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身の回りの「整理」をしたら結構捗った話


先月5月の個人テーマは「整理整頓」でした。
年末~新年を目処に一人暮らしを始める為、それまでに生活を整えておきたきたいと思ったのがきっかけです。

部屋を綺麗に保つ秘訣はこまめな掃除だとかはよく聞きますが、私の場合限界まで散らかしてから一気に綺麗にするタイプです。あの爽快感は堪らないのですが、走り出しまで時間がかかるのと、やりたくない仕事から目を背ける為の現実逃避ゲームと化していたので、健全とは言えません。

生活や仕事に於いても、細々作業を進めていく手法は有効です。後で後でと放置していると、後での私が疲弊する結果になります。わかってはいるけど、面倒くさいものは、面倒くさいです。

26歳になってから5ヶ月が経過。来月あたりに「残り半年で27歳か〜」などと焦りだす自身の姿が目に見えています。今のうちから身の回りの整理をしておき、計画的にやりたいことをやっておこうと、そんな次第です。とりわけ5月は3つの分野で「整理」を行なったので、備忘録として紹介します。


1. 学びの「整理」

いやゆる学び直しというやつですね。怠惰な学生生活を送ってきたので、その皺寄せが社会人3年目になってからやってきたと。そんな始まりです。

主に「会計」「金融」「エンジニアリング」の3つを中心に学び直しをしました。エンジニアリングに関しては職業柄、基礎固めといったところです。今年から新卒研修のPL(プロジェクトリーダー)を担当させて頂いたこともあり、背中で語れる先輩になろう・・・と自分で背中を押して学習時間を確保することにしました。

主にシステム設計(デザインパターン)とプログラミング、ネットワークの3軸で学んでいました。最近は個人サービスの開発を進めており、「やはり作るものを決めて手を動かすのが良いな」という実感しています。1ヶ月そこらで終わるものではないので、6月以降も継続、といった具合です。


「会計」「金融」に関しては大学時代の専攻ですね。会計ファイナンスと呼ばれる学科を卒業したのですが、学生時代はまったく中身を深めるようなことはせず、その場限りの単位刈り取り合戦に追われる日々でした。4年進級時に友達が卒業旅行を楽しんでいる間、私は卒業必須単位が残り36単位という絶望の淵に立たされていました。これがどれくらいヤバいかは、きちんと単位を取得されていた方には理解できると思います。(大体の4年生は残り2〜6単位)

死ぬ気で単位に対して向き合った結果、フル単取得に加え、卒論で研究奨励賞と学部最優秀賞を受賞することができました。「俺ってやればできるんだ・・・」と感動しました。とはいえ、4年間大学に通って得られた学びは「人間関係って難しい」という結論のみでした。その他の知識は単位の代わりにこぼれ落ちていきました。

学校の学問って社会に出てからなんの役に立つの?という疑問に今なら答えられる気がします。確実にいえるのは、役に立つ状況が訪れても学んでなければ何の役にも立たないということ、です。

資本主義の真っ只中を生きていると「円安」だの「金利」だの、お金の話がまとわりつきます。会社組織に属していると、「PLはどんな感じか」や「キャッシュフローは」などと耳にする機会があります。この辺りの知識、私の学科を卒業していれば当然の如く理解しているべき事項なのですが、残念なことに「さっぱりわからん」という状況でした。なので、0からきちんと学び直しをしよう、という決意をしたのが4月頃。重い腰をようやく上げ、コツコツ学び直しを行っている最中でございます。

この辺の本が入門として非常にわかりやすかったです。


2. 習慣の「整理」

習慣を味方に〜!なんて言葉をよく聞きます。不慣れなことをする際は抵抗が生まれますし、継続しようとする過程がめんどくさかったりします。なので是非にでも習慣に力になってもらおうと、売り言葉をタダで引き受けた形になります。

継続させる習慣としては「早起き」「筋トレ」「英語」です。ありきたりですね。といっても、どれも過去の習慣だったもの達です。大学4年~新卒1年目の夏くらいまでは継続してたのですが、そこから海外へ放浪旅に出たりと、諸々の習慣がなくなっていました。

再び習慣を取り戻そうとしたきっかけは単純です。新卒の方が早起きを習慣にし始めたので、私も便乗して始めてた流れです。Slack(仕事用LINEみたいなもの)に朝活チャンネルが存在するのですが、3週間ほど継続して6時代には投稿できています。ほぼ生存確認してるだけですが。

slackの画面

最近は4時半には目が覚めるようになりました。朝の誰にも邪魔されない時間は非常に心地よいので、これも6月は継続していく予定です。

筋トレに関しては、サウナ後に乗った体重計の数値に驚愕した、というのがきっかけです。大学時代と比べて体重が凄く減っている。せっかくなら身体を大きくしてみるのもありだなと、自重トレーニングから始めています。(3ヶ月前にエニタイムを退会したので、すぐに戻るのは気が引ける・・・)

英語は仕事で必要なので、より一層伸ばして行きたいと思ったのがきっかけです。東南アジアのエンジニアと一緒にお仕事をさせて頂いており、毎日オンライン会議で顔合わせをしています。「毎日英語使ってれば英語力くらい向上するやろ〜」などと思いきや、その逆です。日に日に英語力が衰えていくのを感じ、会議などでうまく英語で話せなくなる瞬間が多々ありました。

海外生活からの帰国後、期間もたってるので仕方ありません。実践的に英語を使う機会が会議だけなので、それ以外の時間で英語力を磨いてく必要があるなと実感しています。あとは純粋に仕事仲間ともっと親密になりたいというのが理由です。TED Talkでシャドーイングするのと、ひたすら金フレを周回しまくっています。

3. 支出の「整理」

なんでこんなにクレジットカードの引き落としが・・・と毎度驚愕しています。そんな物欲もなく、大きな買い物をしているわけでもないのに、何故、と。そんな疑問を持ちながら、「まぁやりくりできているし、いっか」と放置してきました。実家暮らしなので可処分所得が高いというのもあるでしょう。気にせず細々したことにお金を使っていたら、可処分所得が低くなっていた、そんな残念なパターンです。

そんなブラックボックス状態の支出に苦痛を感じながら目を向けてみました。自分が何に対してお金を使っているのか、全て洗い出してみました。

  • 5月の支出割合

    • キャッシュレス(クレカ・Paypay) : 65%

    • 家への支払い : 10%

    • 奨学金返済 : 10%

    • その他 : 15%

キャッシュレス支払いの割合が6割を超えていました。なんとも削りがいがありそうな割合です。実際に何にどれくらい使っていたのか洗い出してみました。(スプシに明細貼り付けて分類後、グラフ化しただけです)

キャッシュレス支出の内訳(ざっくりと)

交際費、服代、サブスク、娯楽とそれぞれ10%超えてます。(モンキーランドというのは行きつけの日本酒居酒屋です。お酒は飲まないので、ノンアルで居座らせてもらっています。)

4月の出費が5月請求としてカウントされるので、上記は4月に使ったお金の割合になります。人と会う頻度が多かったのと、自分磨きをしていた、一人旅に出たりもしたり、結構お金使ってましたね。可視化してしまえばこっちのもんです。以下の対応だけでもだいぶ削減できそうです

  1. 交際費を1/3に減らす (イベントごとが減ったので可能)

  2. 服代を1/4に減らす (春夏服はある程度揃ったので可能)

  3. 不必要なサブスクを解約する (実際に3割ほど削減できました)

これだけでも可処分所得が約15%は削減することができる計算になります。娯楽(一人旅)を減らせばもっと削減できそうですが、ちょっとしんどいです。理想は現在の支出を半減させることなので、日常で無駄遣いをしないとかカテゴリごとの上限を設けるなり工夫して徐々に削減していこうと思います。あとは「Paypayチャージ」「雑費」の内訳も詳細に洗い出せれば、さらに削減できますね。

まとめ

身の回り整理したら、結構整いました。特に生活面。2~4月にかけて怠惰になりがちだったので、今年が半分消化される前に軌道修正できてよかったです。5月にある程度の整備ができたので、6月はより精度を高めていこうと思っています。後は新しいことへの挑戦もしたいですね。特に経済活動において力を伸ばしていきたいので、SNSマーケティングやコンテンツ制作あたりの能力を上げつつ、個人で開発したサービスを売り込んでいく、みたいな構図で構想を練っていたりします。

最後までお読み頂きありがとうございました。
このnoteを読んでくださった人の生活がより豊かになることを願って筆を置くとします。

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