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18歳に個展を開くということ

こんばんは、こんにちは、おはようございます。久しぶりの投稿です。

家にこたつは出しましたか?現在、一緒にこたつ警備員やってくれる方大募集中です。
あとは雪見だいふくと、みかんさえあれば私の冬は完成
どうぞ皆様が健康に年を越せますように。

さて、今回は私の個展「カラフルなアルバム」について書き留めておこうと思います。
いやー、なんと個展まで開催してしまいました。やりたい放題させていただいております。

開催するまでの経緯と、個展を通しての感想をまとめさせていただきました。どうぞ、お茶を片手にごゆっくり



個展を開く人生なんて考えたことなかった

 

「この世を去る前に、あなたは何をしておきたいですか?」

この問いを軸に、今回の個展が始まった

その出来事は2月だった

APU(立命館アジア太平洋大学)入学前に別府探検に来ていた私は、ある女性の方の生前の写真や思い出を飾る展示会に招待された。
「どんな展示なのだろう、直接会ったことのない私が行って大丈夫かな、、、」と一歩引きながら会場へ向かう。

そこには、なん十冊ものアルバムに収められた小さいころからこの世を去る直前までの写真があった。結婚するときの写真や、海外旅行の写真、自分のお店を持った時の写真。娘や夫へのいくつもの手紙。直接会ったことはないけれど、なぜか見ていて泣き出しそうになった。

きっとこの方は、自分のアルバムをとびっきりカラフルにしてからこの世を去ったのだな

今までにないくらい胸の奥深くに刺さった、印象的な展示だった



「やりたいことをやりなさい」



頭で理解していたこの言葉が、心の奥深く、芯の部分で理解できた気がした。
そうだよ、やりたいことがあったらやる。不安ばかりにとらわれなくていいんだ。


「せっかくなら、アルバムをカラフルにしてからこの世を去りたい」


それから約9カ月、個展を開く今日に至る





褒めてほしい訳ではない


個展を通して私が一番伝えたかったことは、


「やりたいことがあるなら、やる」


どうすれば、来てくれる方にその思いが届くのか数か月間ずっと考えていた。最終的には、私の趣味である塗り絵と、常に関心を置いている「矛盾」についての言葉の展示。そして、大学に入学してからの半年に挑戦したことを文と写真を用いて表現した。

日々お世話になっている方々にも招待状をお渡しして、全身全霊で向き合った2日間の個展となった。延べ70名以上の方が足を運んでくれて、
個展を通して初めてお会いする方もいれば、バイト先の店長の方々から友達、先輩、別府の方までほんとに多くの人が見に来てくれた。


「この世を去る前に、あなたは何をしておきたいですか?」

この問いをいろんな方に質問した。

「自分の愛する人が苦労しないようにしておきたい」
「世界一周したい」
「自分がいた形跡を残さないでおきたい」

などなど、さまざまな考えをいただいた。


私はどうなのかって??

個展を始めた当初の考えは、「赤道に沿って世界一周したい!」だった
でも個展が終わりに近づくにつれて、世界を一周してみたい気持ちもあるけれど

「やりたいことをやりたいときにやっている今、去ることになっても悔いはないのかもしれない」
という考えが生まれた

私も含めみなさんに共通していた思いは、「幸せなまま、去りたい」


たしかにやりたいことはまだまだある。もしかしたらやりきれないままその瞬間が来るかもしれない。でもそんなの誰にもわからない


わざわざ個展に足を運んでくれた方々、行けなかったけど楽しみにしていてくれた方々、私の作った空間に興味を持ってくれた方々。そのすべての人へ感謝の思いが尽きることはなかった。


そのことを個展で噛みしめていた私は、今去っても悔いはないくらい幸せだった。


「今を生きている」


と感じることができれば、私には十分なのかもしれない



終わりに

今回も読んでくださりありがとうございます!
「自分の個展を開く」やりたいことをまた一つ達成できてとても嬉しいです

表現したいことが溢れ出てきそうになったら、また個展を開こうかなと。

この世でやっておきたいことリストは作りたいけど、それを全制覇するという目標は、あえて作らないでおこうと思っています。

今年も残すところあとわずか
毎年、人生で最高の年を更新中

2024年も何が起こるか楽しみです。それではまた、




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