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“Family Experience” を高めるために共働き夫として取り組んでる7+1つのこと

このnoteを書こうと思ったきっかけはりっちゃとランチしてたとき「いわっちはなんで家事育児をそんなやろうと思うの?」と聞かれ、何気なく答えたことが実は自分のなかでとても大切にしていることなのかもしれないと思ったからだ。

ちなみに質問に対する答えはこうだった
・仕事を楽しんでる妻が好きだから
・そんな妻でいてくれると家族がハッピーだから
・夫婦で家事育児の負担が偏ってしまうことに気持ち悪さを感じるから

そんな風に思うようになったきっかけは、第二子が生まれたときに育児休業を経験してから。
詳しくはこのnoteに書いたけど、これまで妻がやってくれていた家事育児をひと通りやってみて、「こんなに大変なことを仕事と並行してやってくれてたのか!?すごすぎる!!ありがとう!!!」ってなった。
そこから夫婦間の家事育児のバランスをつよく意識するようになり、名もなき家事も考慮してできるかぎり半分半分で分担するようにした。

主要国の男女別労働時間の内訳を調査した結果では、日本人男性の家事育児にかける時間はもっとも少ない(中国の半分、アメリカの1/3以下)。一方の女性は主要国と同レベルで、負担が偏っていることがわかる。
総労働時間の長さもあり残念だなと思いつつ、「日本は男性の働き方や家庭への関わり方を変えることで、大きく進化するポテンシャルがある」とチャンスにも感じた。

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出典:シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成|安宅和人 (NewsPicksパブリッシング)


そんな思いを持ちながら、夫婦どちらかだけが我慢するのではなく、どちらも楽しめるような暮らしができないか自分なりに工夫して取り組んできたことをまとめてみた。

1. 妻がやっている家事育児をひと通りやって理解する

自分は育児休業というイベントがあって一気に経験したけど、育休後も妻しかできないタスクが発生しないようやってみるようにしている。子どものスケジュール調整や献立を考えるなど「名もなき家事」まで経験することで、家事育児の全体像や大変さが理解できる。

2. お互いの家事育児の好き嫌いを把握して最適化する

たとえば、料理が好きな妻はなぜかお米を研ぐことが好きじゃないらしい。だからお米を研ぐのは僕のタスクだ。逆に僕は人とこまめに連絡を取ることがなんとも苦手なのでパパママ友との連絡や調整はほぼお任せしてる(本当にありがとうございます…)

3. 「名のある家事」は率先してやる

「スケジュール調整」とか「食材の在庫管理」とか、いわゆる名もなき家事は妻の方に集まりがちだ。だから、「朝ごはんをつくる」とか「弁当を詰める」とか「食洗機をセットする」とか名のある家事(わかりやすいタスク)はまとめてやってしまって全体のバランスを取るようにする。

4. お互いの理想の働き方を共有してサポートする

たとえば僕の場合、お迎え以外の日は普段時間をかけて取り組めないことをやりたいので遅い時間まで仕事することを予め伝えている。同じように妻にもパフォーマンスの出しやすい働き方があるので、お互いの希望を共有してそれを実現できるようサポートする。

5. 子どもの送り迎えは半分半分にする

我が家の場合、送りは妻が娘で僕が息子を。迎えは半分半分で分担している。もちろん寝かしつけてからの仕事がまったくないわけではないけど、家とオフィスでやる仕事を分けたり、スケジュールを予め決めておくなどすればできないこと(女性ばかり時短する必要)はないと思っている。

6. 週末は子どもを積極的に連れ出す

いくら大好きな子どもでも一緒にいる時間が長いとストレスは溜まるもの。意識的に妻が子どもと離れる時間をつくってストレスを解放できるようにする。たまに「パパ友と子どもたちだけのピクニック」を企画して長めのフリータイムをつくったりする。

7. 妻が行きたいイベントは全力で送り出す

勉強会、飲み会、好きなアイドルのイベントなど。ポイントは全力で送り出すこと。途中で「ワンオペ大変…」とかもちろん送ったりしない。お互いがやりたいことに集中できる環境を提供する。ヲタグッズはスペースを取るからジャマ。

+1. 夫婦2人だけの時間を大切にする

付き合ってからずっと続けてるお互いの誕生祝いのお寿司(いつも子どもを見ていてくれる義父母に本当に感謝…!)や子どもを寝かしつけたあとのミスチなど。2人でゆっくり話す時間を大切にする。

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なんか書き出していったらはずかしくなったけど(知ってた)、これは自分のなかでとても大切にしている価値観なんだと感じたので、そのまま発信してみる。きっと発信してみてまた誰かと話をするときに、より自分が大切にしていることに気づけるかもしれない。

あと、僕のまわりにはもっとワーキングパパをしていたり、家事育児を楽しみながらハックしているパパたちもいるので、「他にもこんなことしてるよ」ってことがあればぜひ教えてもらいたいなぁと。

本当に(本当に)近い将来、男女関係なく家事育児を分担して、“仕事も家族も楽しんでる夫婦” がもっと増えてくれたらすごくうれしいなぁと思う。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!