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HR Topics

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HR関連の気になるnoteをpick upしてます。キーワードは→のような感じです。#EmployeeExperience #TalentManagement #Diversit …
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#組織

「奇妙な制度」をつくったら、意思決定の質もスピードも爆上がった話。

成長フェーズのスタートアップであれば、大小の差こそあれ、以下のような「意思決定にまつわる問題」を抱えているのではないでしょうか。 この問題に早めに手を打っておかなければ、スタートアップ的な成長が実現できなくなってしまう。意思決定の質とスピードを圧倒的に高める、魔法のような解決手段はないのか…? そんな課題意識から生まれたのが、今回ご紹介する「蠱毒(こどく)」です。 名前だけ聞いても「??」だと思いますが、簡単にいうと「限られた時間内に、ある課題やテーマに対して、参加者2

「DAO的な組織づくり」の実態とは? Ubie×ゆめみ×Gaudiyの代表が語る【イベントレポート】

2022年6月23日(木)に開催された、特別イベント「自律駆動するDAO的な組織づくり」。 自律分散型の組織形態のひとつ「ホラクラシー」を採用するUbie共同代表 エンジニア・久保さんと、マネジメントの自動化をめざして独自の組織づくりを推進する、ゆめみ代表・片岡さんをゲストにお迎え。 DAO的なEXを重視した組織づくりを推進するGaudiy代表・石川とともに、自律分散型組織における意思決定の仕方やインセンティブ設計、採用、カルチャー醸成に至るまで余すところなくお話しした全

「組織開発」は人事に何をもたらしてくれるのか?

Engagement Run!の講師を担当している神吉徹二(@tetsujikotta)です。8月からジョインさせて頂きました。「組織開発」が狂おしいほど好きです。 今日は、「組織開発※」が人事部門にもたらしてくれる大きな効果について、私が実践する中で感じたことを書いてみたいと思います。 ※組織の課題を(Wevoxなどのサーベイツールを活用するなどして)対話し、自分達で組織を良くするために打ち手を実践していく活動全般のこと。 誰なのか? 普段は、フリーランス人事として10

幸不幸を分ける「ファクターX」

今、多くの企業が、離職やメンタル不調、さらに受け身で生産性の低い職場という課題を抱えています。一言でいうと、多くの企業が、不幸せで消極的な組織になっています。これが、この20年に渡る日本の凋落をもたらしている大きな原因だと考えます。 私のグループでは、過去20年に渡り、組織に関するデータを収集、解析し、 これら課題を起こしている要因、すなわち「ファクターX」を、データから明らかにしてきました。   組織に、このファクターXが多いか、少ないか、により、生産的で幸せな組織になる

『企業変革におけるダイナミック・ケイパビリティ』

前回、企業変革について考えてみました。 なぜ、企業変革が必要か? という本質的なところのフォーカスしてみました。 その記事の最後で、「ダイナミック・ケイパビリティ」について名前だけ取り上げました。 今回は「ダイナミック・ケイパビリティ」をメインのテーマとして考えていきたいと思います。 「ダイナミック・ケイパビリティ」については、以前も取り上げていますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。 あらためて、ダイナミック・ケイパビリティとは何かを考えてみたいと思います

キャディの組織のこれまでの歩みとこれから

はじめまして。 キャディでHRの責任者をしている原です。 キャディは、8月24日のリリースの通り、シリーズBラウンドで80.3億円の資金調達を実施しました。今後は受発注のグロースを起点に、図面管理や生産管理などの周辺プロダクトへの拡張、更にはそこで蓄積されたデータなどのアセットを活用して様々な領域へビジネスを拡張することで、2030年までにグローバル1兆円のプラットフォームを目指します。 このnoteでは、上記の実現に向けてHRが担う役割をこれまでの歩みと共にお伝えできれ

なぜ従業員から意見が出ないのか? 〜心理的安全性の罠〜

こんにちは。 様々な経営者や人事の方と話す時によく議論に上がるワードが「心理的安全性」です。 心理的安全性とは、 のことです。 組織開発におけるキーワードとして、マネジメントにおいて意識をしている方も多いのではないでしょうか。2015年にはGoogleが効果的なチームに必要な概念として発表をし、人事界隈での認知が広がりました。 そもそも、なぜ心理的安全性が必要なのか?心理的安全性はなぜ重要と言われるのか。それは、心理的安全性によって従業員の意見行動を増やしたいからで

「事業価値」につなげる人事の取り組みをするために意識するといいのでは?と考えること

「事業価値につながった実績を教えてください」「これまで自分が事業価値を高めた、もしくは、事業成長につながった実績を1つ教えてください」 現在(2021年1月現在)、ラクスルでは人事ポジションを幅広く募集していて、コーポレートの人事責任者として、その選考プロセスで面接をさせていただく際に、私がよく聞いているのがこの質問です。 多くの方が「うーん、事業価値ですか…。」と悩んで答えられます。また、複数の方から「城倉さんの経験を教えてもらえますか?」と逆に質問をいただくこともあっ

モチベーション偏差値46.7だったグッドパッチが71.2を獲得するまで

みなさまはじめまして!株式会社グッドパッチで経営企画室を担当している柳沢と申します。 グッドパッチはしばらく前からリンクアンドモチベーション様のモチベーションクラウドで組織状態の定量化を実施し、組織コンディションのチェックを行っています。 2019年8月に実施したモチベーションサーベイで、グッドパッチはエンゲージメントスコア71.2、全社目標としていたランクAAAを獲得し、達成の喜びに沸きました。 しかしわずか2年前、2017年10月のスコアは46.7、ランクはCCC。

成長企業の人事に必要な鳥の目と虫の目

このnoteは、LINE人事の青田さんにお声がけいただいたHRアドベントカレンダー「○△に大切な□×」の22日を担当させていただくことになり、執筆いたしました。 ここまでの方々のnoteがあまりにも示唆に富むものばかりで緊張しておりますが、私なりに日々考えていることを書いてみようかなぁと思っています。 お前は誰なのだ?私は、合同会社YUGAKUDOという会社で人事・組織のコンサルタントをしています。主にスタートアップ領域で顧問という形で支援に入っています。あとは組織開発のプ

Engineering Managerの役割 - 組織と成果の視点から

この記事は、Engineering Manager Advent Calendar 2020 の初日向けに書いたものです。Engineering Managerの役割を、組織自体の強化と組織が成果を出すプロセスの強化に分けて解説します。 Engineering Managerを続けていると、組織課題を解決しても一向に状況が改善しないという悩みを持つ時はありませんか?自分自身が課題の中に入ってしまうと、一歩引いて真の課題を見つけることが難しくなりがちです。そのような場合や抽象

Sequoia Capitalから学ぶスタートアップの強い組織作り

こんにちは、ジェネシア・ベンチャーズの河野です。 これまでVCとして日本や東南アジアのスタートアップと働かせて頂く中で、チームの強さとスタートアップの成功には強い相関関係があると感じています。チームの強さは、チームメンバーのソフトスキル・ハードスキルの総和及び事業との適合性、そしてCIや行動規範、カルチャーによる共通認識の醸成度合いに依拠すると考えています。 私たちジェネシア・ベンチャーズも支援先スタートアップの強い組織作りに少しでも貢献すべく、CI策定や採用・PRをお手

"Employee Experience(従業員体験)"という謎

米国留学中のMasaと申します。今回は、昨今のHRの中でもキーワードになっている"Employee Experience"について、学んだ事をSummarizeしていこうと思います。読んでくださる方、いいねしてくださる方、サポートしてくださる方、いつもありがとうございます。 1. Employee Experienceを知る前にそもそもこの言葉がどっから来たんだろう、という事を考えるとそういえば、” Customer Experience”という言葉は前から一般的だったよな

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