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HR Topics

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HR関連の気になるnoteをpick upしてます。キーワードは→のような感じです。#EmployeeExperience #TalentManagement #Diversit …
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2020年12月の記事一覧

誰も教えてくれない「採用」の不都合な真実

こんにちは。 12月も20日を過ぎると一気に年末感が出てきますね。年々あっという間に終わるので実は1年が短くなっているのでは?と思っている石倉です。 2020年は新型コロナウィルス感染拡大もあり、予測不能の年でしたが、結果的に組織や事業が強くなった、という会社も多いのではないでしょうか。事業がうまくいってくるとやはり「採用だー」となるわけですがその領域にどっぷり浸かっているからこそわかる「採用における不都合な真実」は意外と誰も教えてくれないよなーと思ったりしています。 とい

”強いチーム”作りに関するまとめ by Genesia

2020年はGenesia Venturesとして複数の軸で発信の強化に努めていました。 その中でもスタートアップに普遍的に共通する”強いチーム”作りに関して意識的に発信をしておりました。 ジェネラル・パートナーである田島と鈴木のサイバーエージェント時代の経験や、過去に100社を大きく超える支援先のサポートから見えてきた知見を発信しておりました。 これらの情報はどうしてもフロー的に流れて行ってしまう為、本noteはストック的な意味合いを持たせて、今後のこのnoteを見れば過

組織開発のとてつもない威力について、何も分かっていなかった。

複数企業でフリーランス人事として働く、というキャリアを選択して1年半ほど経った。 自分が働かせてもらっている企業や自分に依頼を頂くお仕事で組織開発のアプローチを行うことが最近特に増えてきた。 組織開発はとても強力で効果に驚くことも多いので、具体的に何が良いのか、そもそも何なのか、現時点の理解を整理しておきたい。 「組織開発」についてほとんど知らなかった。組織開発の印象は、企業内で研修を担当している人が「人材開発とか組織開発とかを担当してまして…」とカッコ良く言うときに使

スタートアップ人事が2020年読んで面白かった本10冊まとめ-人事関連

AIスタートアップで採用責任者をやっておりまして、2020年は主に採用・組織開発、人事以外ではマーケティングあたりを担当しておりました。年間およそ年間2-300冊くらい目を通したかと思うのですが、その中で人事関連で10冊印象深かった本を紹介したいと思います。 毎年、年末年始は紅白を見ながら、おすすめ本をまとめており、今年は人事とそれ以外に分けることにしました。人事以外の方を早く書きたいのですが、こっちを書き始めてしまったので、紅白終わるまでには書き終えたいと思います。(あ、

雇用観の変化から僕たちの働き方・Employee Experience(EX)を考える。

#はたらくってなんだろう 「ジョブ型」とか「メンバーシップ型」とか、2020年は働き方について考える年になりました。この際、型はなんでもいい。なぜこんなことを気にするようになったのか?こんなバズワードが飛び交う時代に企業は何を考えることが必要なのか、私なりに日本型雇用の特徴を踏まえて、この点についてもう少しだけ掘り下げて考えてみたいと思います。 そして、これを2021年に向けて取り組むべき課題の1つとして置いておきたいと思います。 (1)日本型雇用の「三種の神器」人事に携

極めてAmazon的な"メカニズム"というお話

今でこそクラウドやアレクサ、ビデオやミュージックといった多角的なビジネスを展開するアマゾンだが、もともとはオンラインの小売りであり、依然としてそれはビジネスの大きな部分を占めている。オンラインのコンシューマービジネスは、感謝祭時期のBlack FridayとCyber Mondayに照準を絞って(今はPrime Dayもあるが)、仕入れや配送センター及び実際の配送キャパシティの増強など、数か月前から準備に取り掛かり、その集大成としてこのPeak Periodを執行し、そして1

成長企業の人事に必要な鳥の目と虫の目

このnoteは、LINE人事の青田さんにお声がけいただいたHRアドベントカレンダー「○△に大切な□×」の22日を担当させていただくことになり、執筆いたしました。 ここまでの方々のnoteがあまりにも示唆に富むものばかりで緊張しておりますが、私なりに日々考えていることを書いてみようかなぁと思っています。 お前は誰なのだ?私は、合同会社YUGAKUDOという会社で人事・組織のコンサルタントをしています。主にスタートアップ領域で顧問という形で支援に入っています。あとは組織開発のプ

企業文化は「複数の事例」から作られる!“失敗させる”人材育成もカルチャーに。

皆さん、こんにちは。 今回は「企業文化」について書かせていただきます。 ――現在につながる成功体験はありますか。 「経営者としての基となったのがソニーの社長、会長を務めた大賀典雄さんとの出会いです。私は1994年に社長になると、人を育てて従業員全員で会社を経営していくスタイルをとろうと考えました。しかし、なかなかうまくはいきません。会社の業績などは伸びていましたが、私の心は晴れることがありませんでした」 「取り入ってきた人たちに会社を売りつけられたり、会社をつくらされたりし

実践、リモート時代にベンチャー50人の壁を乗り越えたオンボーディングマニュアル

こんにちは、Ubieのsonopyです。 今年はリモートワークが浸透したことから、「オンボーディングが重要」という声が多く聞かれました。Ubieはいわゆる医療AIスタートアップで、2020年は社員数が40名→90名まで増えました。リモートという環境下で社員数が倍増したという背景から、圧倒的な必要に駆られ、新メンバーのオンボーディング、特に「カルチャーのオンボーディング」に取り組みました。 マニュアルというと少し大げさですが、この記事では、私たちが設計したオンボーディングプロセ

長期思考

こんにちは。テクノロジーの力を活用して医療ヘルスケアの未来を作る、株式会社メドレーで主に採用領域を担当している加藤と申します。毎年恒例のHR Advent Calendar 2020の19日目を担当します。 今年は「○△に大切な□✕」をテーマに、人事にかかわる25人が書き綴るということですが、既に皆様がいろいろなテーマでタメになることを書いて下さっているので、私からはこれまでまだあまり書かれていない視点を探して書きたいと思います。 (ちなみに、当初今年書こうかなと思ってい

"両極"から学ぶ企業文化の本質。|カルチャーデザイン

「企業文化」には「正解」もなければ「一般解」もない。形もなければ目にも見えない。 あるのは「相対的な違い」であり「特徴」であり、結果としての「足跡」である。 人類が成功例を学んだり、うまくいっていることを積極的に取り入れ改善していく営みは、かけがえのない進歩の素ではあるものの、こと「企業文化」においては結局のところ、自らの「失敗」から学ぶ以外に最短の道が無い。 そんないばらの道を邁進する日々でも、可能な限りで「企業文化」というもののメカニズムや理屈にアプローチしたり、一

人事こそデザイン思考が必要だ(おまけ付き)

社会人のキャリア教育に燃えているスケさんこと、ミライフ佐藤雄佑です。今日はリクルート仲間、早稲田ビジネススクール仲間、人事仲間である青田さんにお声掛け頂き、HRアドベントカレンダー2020「○△に大切な□✗」にエントリーさせて頂きます。 僕がちょうど折り返し過ぎくらいかなと思いますが、これまでの人事界エースのみなさんの内容が素晴らしすぎるので、私は敢えて、ミライフという自社=n1をケースに、ニューノーマル時代の人事のイノベーションについて語ってみようと思います。お付き合い頂

「うちも『ジョブ型』を検討してみない?」と言われた時に大切な、3つの質問

こんにちは。酒井雄平と申します。青田努さん(@AotaTsutomu)のお誘いで、HRアドベントカレンダー2020、「⚪︎△に大切な◻︎×」の投稿を引き受けました。実は初noteです。つい気負って書いてしまいましたが、アドベントカレンダーの他の皆さんのしみじみ感ある人事論と比べると、「人事じゃない人」感出てないかな…。あまり難しい書き方はしてないので、ご容赦ください。 (ラストnoteにならないよう、今後はたまには思ったことをもう少しライトに投稿していこうかと…) はじめに

スタートアップのオペレーション設計で役に立った本(など)10選

この記事は、CADDi Advent Calendar 2020 の 11 日目にエントリーしています。 こんにちは、キャディという創業3年目の製造業のスタートアップで働いている斉田です。 2019年4月にキャディに入社して以来、一貫して社内のオペレーションの設計、運用を担当しており、具体的には、ベトナムでBPOのチームの立ち上げをしたり、業務プロセスを設計してオペレーションチームの採用をしたり、最近ではGASで業務効率化ツールを作ったりと、業務改善系の仕事を幅広くしてい