想い #2 〜住まいと暮らし〜

"実現したいわたしの想い"を綴るnoteの第2段。

第1弾はここに。

"日常や暮らしを自分のものとしてこだわりを持って楽しみ、幸せを感じることのできる風土や仕組みをつくりたい。"

これは、
＊大学1年生のころから活動をしてきたNPO法人での3年間
＊アメリカで出会った人々の暮らし
がきっかけでこのわたしの想いを作っています。

大学1年生のころから活動をしてきたNPO法人での3年間

わたしは、まちづくりや主権者教育に関わる事業をNPO法人で3年間担当してきました。
そもそもわたしがNPO法人に入ったきっかけは、高校2年生の時にNPOが主催していたイベントに（憧れの先輩が誘ってくれて）参加したことです。全国の高校生100人と国会議員が話し、意見を語り合い、日本の未来に対する若者宣言を発信していくというもの。
当時、政治なんて授業以外で学ぶことも、触れることもなかったわたしにとってそもそもイベントに参加すること自体にとても高い壁を感じていたことを思い出します。でも、そのイベントとNPO法人との出会いはわたしの世界観を変える大きなターニングポイントになりました。
イベントに参加して、同世代の高校生のみんなが社会や政治に対して自分の考えや熱い想いを持っていたことに大きな衝撃を受け、何も考えずにどこか社会や政治を他人事として感じていた自分がとても恥ずかしくなりました。

そこから、アメリカの高校での経験（いつか振り返ります）があったりして、『当事者意識を持って社会で生きていくことを大切にしよう。』と決めました。自分ごととして考える姿勢は、これに限らず今も大切にしています。

大学生になり、NPO法人のメンバーとして活動するなかで
『自分の生活や暮らし、街のことをもっと自分ごととして考え、当事者意識を持つきっかけづくりがしたい。』
という想いから、地域の大学生たちとまちの魅力や課題から活性化のための解決策を導き出し、最終的にそれを地域の中高生に模擬選挙の授業として届けるプログラムの事業を担当するようになりました。
3年間を通して約3000人もの中高生の皆さんに授業をお届けしてきました。
挫折や失敗、悔しさを乗り越えて、活動を続けてきたことはわたしの誇りです。

でも、ふと『当事者意識を持つきっかけづくりという想いを持って活動してきたけど、わたしは自分のより身近な暮らしや毎日の日常を大切にできているのかな。』と疑問に思うことがありました。

アメリカで出会った人々の暮らし方

そんな時に1ヶ月間アメリカに1人旅行に行ったのですが、そこで住まう人たちが自らの暮らしにこだわりを持って、豊かな暮らしを楽しむ姿を目の当たりにしました。
ポートランドでは、ささいな日常を大切にする人たちがたくさんいて。
例えば、"わたしはポートランド産のもので体に優しいものにこだわりたいからファーマーズマーケットで野菜や果物を買う。"という人たちや街中で家族でDIYを楽しむ人たちに出会いました。

そしてわたしの大好きな街、サンフランシスコでは中学生のときにお世話になったホストファミリーに再会し、彼らの新しい家に訪れたのですが、その時に家のことを自慢げに話してくれて、住まいの空間一つ一つを切り取って紹介してくれた姿がわたしにとってはとてもキラキラと輝いていて映りました。
家の設計から一緒に考えたことや、ホストブラザーの未来を思い浮かべて運動ができるようなスペースを作り今はガーデニングを楽しんでいること、高校生のホストシスターは部屋の壁の色のこだわりから自分が選んだインテリアのことまでたくさんのお気に入りを教えてくれました。
彼らは自分の住まいに自ら手を加え、暮らしに愛着を持っていました。
わたしはその姿がどうしようもなく羨ましくて、わたしも日々の日常や暮らしの一瞬一瞬をもっと楽しんで生きていきたいと思うようになりました。

日本に帰ってきて改めて暮らしを思い返した時、わたしはやっぱりもっと自分の暮らしや日常にこだわりや大切なものを見出して、幸せだと感じることのできる瞬間を増やせる人になりたいと強く思いました。
そして、リノベーションはそんな暮らしを実現できる1つの手段だと思っています。
リノベで自分の家をつくる！という将来の夢があるのですが、わたしはおもてなしをすることや相手が喜んでくれる姿が大好きなので、たくさんの人を招いてホームパーティーができるようなキッチンとダイニングにこだわって家を作ってみたいなって思っています。

ハードだけではなくて、ソフトの暮らしにおいても"わたしらしい暮らし"をこの自粛期間中に考えることができたし、きっと同じような人たくさんいるんじゃないかな、、！
#おうち時間 を通して、自分の暮らし方を見つめ直すきっかけになりました。
ちなみに最近のわたしは、朝と夜の時間を豊かにしたいと思うようになり、朝の紅茶選びや朝ごはんの時間を大切にしたり、バスタイムの入浴剤にこだわったり、ささいなことから日常を幸せにしていきたいな〜と思っています。

高校生〜今に通ずる想いを長々と書いてしまいましたが、過去の経験が今の自分を作っていることを実感できるのは素直に嬉しいなと思いました（笑）
この想いをこれからも大切に育てていきたいです。