お子さんの発達と西洋占星術
西洋占星術を使うことで得られるメリットは多くありますが、とりわけ強くそれを感じるのがお子さんの発達に関する鑑定です。
さいきんは「◯◯障害」という情報がたくさん出回っており、小さいお子さんをお持ちの親御さんの不安も大きくなっているように感じられます。
親御さんから、お子さんの鑑定を依頼されるときに圧倒的に多いのが
落ち着きがない、多動である
言葉が遅い、話をしない
という2点です。
これについて、これまでの経験から説明してみようと思います。
なお、医療や専門機関を否定するものではありません。あくまで西洋占星術からの視点ですのでご了承ください。
お子さんに落ち着きがないケース
乳幼児期のお子さんの発達に多く関わってくる星は「月と水星」です。
月は「三つ子の魂100まで」的な、その方の無意識のパターンをあらわします。
水星は、その方の知性や言語、コミュニケーション能力をあらわします。
落ち着きがないお子さんの場合、ここに関わる部分に「火の元素」「活動的元素」が絡んでいることが多いです。
たとえば「おひつじ座」「いて座」「しし座」だと、自分がやりたいことをそのまま突き進んだり、身体をずっと動かし続けていたりします。
「やぎ座」が絡むと、ほかのお子さんに絡むような素振りを見せることがあります。
こういう行動は、大きくなるにつれて、集団生活や社会の常識を身に着けていくので問題行動はなくなっていきます。乳幼児期はまだまだそういう勉強よりも「生き抜く」という本能的な側面が強いため、星の配置に振り回されるため、親御さんからしたら問題行動を起こしているように見えるのです。
お子さんの言葉が遅いケース
「おうし座」「さそり座」などが絡むと、自分の意志を外に出す=話をすることが遅くなるように感じます。
おうし座は、内向的で思索的な場所なので、おこさん自身が納得するまでずっと考えています。そのため乳幼児期におうし座が絡むと、何かしらの病気などを疑われがちです。ただ、おうし座は「ちゃんと自分で考える」能力が芽生えやすくなるので、結果的に「地頭が良い」と言われるようになりやすいです。
さそり座は、空気を読むようなかんじで家族の方と「一心同体」になり、わざわざ言葉を使ってコミュニケーションととらなくなる、というケースがあります。
感受性が高く、物言わずともコミュニケーションができるような才能があります。こういう場合は「きちんと口にだして意思疎通をする」ということを繰り返し伝え、練習していくと良いでしょう。
まとめ
西洋占星術の場合、年齢による知性の発達をある程度予測できるため、現在の課題と、将来の予測やそのための準備などが色々と把握できます。
もちろん医療や専門機関の受診が必要な場合もあります。
それと並行して、一見不確かにみえる「占い」「西洋占星術」というのも、違った側面から役に立つケースがあるのです。
西洋占星術のホロスコープでこういうこともできるんだよ、と頭の片隅に置いてくださると幸いです。
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