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アドリブマン天国

「手抜き」を科学する。
脱力系サヴァイバーの いつもタツオです。

このnoteでは、がんじがらめの状況でも、フェイクや根回しを駆使して、如何に自分の時間を作れるかを日々、研究し実践しているよ。(今日は5、6分で読める)


僕は行き当たりばったりな生き方をして来たので、信じられない程に失敗を重ねて来た。

学生時代は勉強が嫌いで、事前に準備するって考え方が根本的に無かったんだ。

何とかなるだろうって感じで完全に世の中を舐めてたな。

教科書を忘れ、隣のクラスの奴に頻繁に借りに行く様なタイプだった。(ワリッ貸してくれ テヘヘ。←今考えるとウザいよなぁ)

まぁ、おかげさまで ろくな人間にならずに今日を迎えたという訳だ。


う〜ん。でも何かひとつ位は、無理矢理にでも自己肯定が出来ることって無いかなぁ。(完全なる暇人思考です)


思いを巡らすと、あるにはあった。

行き当たりばったり君として、着実に培っていたものが。人の何倍も失敗を繰り返し、「本当にこの人アホなのかな」っと周囲に思われて醜態を晒しながら培ったものが。

そう、「その場しのぎ力」。恰好付けていえば機転ってやつかな。

その瞬間、その場所にあるもので如何に切り抜けることが出来るのか。実は毎日トレーニングしている様だった。

この「その場しのぎ」も法則があって、ハイリスクなものとローリスクなものがある。

当然、ハイリスクを取ることのリターンは無事に音沙汰なく切り抜けることだ。ミスれば呆れられて嘲笑のネタにでもなるだろう。

ローリスクは失態の全てを開示せずに一部のみを根回しをしておいて、ある程度のお叱りを受ける。つまらない保守的なやり方だ。

この選択を瞬時に迫られた時に地力で嗅ぎ分けて判断するしかない。

そう、日々真面目に勉学に取り組んでいた秀才達には想像もできない様な闘いがここでは繰り広げられていたのだ。(授業やテストの準備という、当たり前のことを当たり前にやっていればこんな事にはならないだろう)


この行き当たりばったり君の「その場しのぎ力」が遺憾無く発揮された事がある。

何を隠そうタツオは大学の時に、軽音楽部とサッカー部に所属していたのだ。


軽音楽部ではギターを弾いていたが、ライブ当日まで楽曲を全く覚えていない。

しかし、ライブさえ始まってしまえば人の2倍はノリノリで長髪を振り乱し、ギターを弾き倒す。(音をハズしてはいけないポイントだけ抑えておいて、自分の音感ただ一択に意識を向ける)

ついた あだ名は「アドリブマン」。(バンドメンバーからしたら、かなり迷惑な奴だ)


サッカー部の時は、ゲーム戦術なんて理解しない。中盤のポジションなのに、常にゴールを狙ってる。パスを出すなんてその時の気分だ。

ついた あだ名は「南米スタイルマン」。(恐らくは、南米選手の自己中プレーを喩えた あだ名だろう)


そして、社会に出て営業マンとして毎日仕事をしているが、ここでも「その場しのぎ力」が試されることが多い。

客先なんて不測の事態のオンパレードだ。

そういう時、学生時代ろくに勉強もせずに培った「アドリブマン」、「南米スタイルマン」の「その場しのぎ力」が「営業マン」としての自分を下支えしているのだ。

〇〇マンだらけで自分が何者なのか訳が分からなくなって来たよ。

それにしても、無理やり自己肯定って暇つぶし以外でやっちゃダメそうだな。

皆さんも時間に余裕がある時に、いつもと違った切り口から自分の過去を回想してみると新しい発見があるかもしれないね。

最後まで読んでくれてありがとう。

-おしまい-

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