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【卒園式】小学校という新しい環境に、不安にならないわけがない

発表会が終わり、卒園式が近づいてきました。卒園式に向けて、証書のもらい方を確認したり歌や言葉を覚えたり、着々と準備が進んでいます。

子どもたちは、4月からの小学校での生活にわくわくしながらも、やっぱり不安を感じていたり、こども園とのお別れに寂しい気持ちになっているんだろうな…と、ここ2週間の子どもたちの様子を見ていて思います。

もう…、なんだろう…。1日中べったり!なんですよね。
とくに、いままでは友だち同士で楽しく遊んでいた男の子のAくんとBくん。

Aくんは以前から不安な気持ちが増してくると、わたしの行動を逐一チェックして「どこに行くの」「なにしてるの」と確認を取ってきます。

発表会が終わった頃から「なんだか友だちにあたり散らしたり、チクチクした言葉をよく使うなぁ」と思っていたら、小学校への入学が不安になってきたんでしょうね。最近は、戸外でも室内でもわたしの傍にいるようになりました。「イツキ先生、一緒にキャッチボールしようよ」「ロケット一緒に作ろうよ」と、普段なら友だちと積極的に遊ぶAくんが、気づいたら隣にいるんですよね。

Bくんは、元々甘えんぼうなところがあるものの、ここ最近はスキンシップが増えました。すぐに抱き着いてきたり、ピアノを弾いていると隣に座って腰に手を回してきたり(笑)隙あらば、くっついてきています。

新しい環境は、やっぱり不安を感じるものですよね。娘が最近、なんでもママと一緒にやりたがるのも、同じように不安を抱えているからかもしれません。

まだこの世にうまれて5年そこそこの子どもたち。経験したことのないことが大半で、この3月にこども園や幼稚園、保育園を卒園して、新しい場所への一歩を歩み出そうとしています。子どもたちによって感じ方も様々。嬉しい、楽しみ、どきどきする、怖い、小学校ってどんなところだろう、友だちできるかな。そういう感情の機微を経て、またひとつ大きくなるんでしょうね。

いろいろな経験をたくさんして、人生を楽しんでいってほしいな。

とりあえず、明日からも子どもたちの不安をまるごと抱きしめて頑張りますよ!

(あー、卒園式本番、泣かないでピアノが弾けるかなー笑)

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