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保育園で受ける洗礼は親の心を強くする

保育園やこども園への入園で、最初に当たる障壁って子どもの発熱だと思うんです。
生後6ヵ月くらいまでの赤ちゃんは、外の病原体やバイキンから自分の身体を守るためにお母さんからもらった抵抗力で戦っていますが、それ以降は元々もっていた免疫力はあるものの、新しく病気にかかることで獲得できる免疫力で戦っていかなくてはなりません。

なので、まぁーーーすぐ病気にかかっちゃうんですよね。保育園でいうところのいわゆる洗礼と呼ばれるものです。

わたしは娘を1歳から保育園へ預けていましたが、入院も経験しましたし、頻繁に小児科へ通っていました。「あー、やっと風邪が治ったな」と思ったら、数日後にはまた鼻水が…。しかも普通の風邪だと抗生剤が出なくて、症状が治まるまで日数もかかって、保育園の先生に「今日も鼻水が出ていました」と毎日のようにお迎え時に言われ(え、なに、嫌みかな?にこり)と心の中で思いながら(絶対わたしはこんな保育士にはならんぞ)と反面教師にして耐えていました。

もうしょうがないんです、鼻水なんて。小児科受診して、薬もらって、小児科の先生に「保育園へは行っていいですよ」って言われたら行っていいんです。大丈夫、みんな鼻水でてます。

体調が悪いのに「子どもがかわいそう」なんて鋭い剣を向けられるかもしれませんが、家庭事情は様々。親に預けられない家庭だってありますし、地域のママのサポートがあってもやっぱり不安で預けられない、一歩踏み出せないママだっています。

子どもより仕事が大事。そんなことはなくて、もちろん子どもは大事ですが、仕事だって大事なものです。同じ天秤にのっけるものじゃありません。
どっちも大事にしていいんですよ。

結局は、赤ちゃんもママも少しずつ免疫力をつけていくしかないんです。

ちなみに娘は、4歳になる頃まで小児科に頻繁に通院していました。当時は、この小児科通いがいつまで続くんだろう…と弱気になった日もありましたが、3~4歳が一つの区切りかもしれません。
ただ、その後もやっぱり季節に1回は熱が出ています。子どもの病気は避けては通れないので、そんなもんなんだと割り切るしかないんですよね。

そんな中、親としてわたしも学んだことがあるのでそれを少し紹介したいと思います。

メルシーポットはあると便利

メルシーポットって知ってますか?とくに赤ちゃんって自分で鼻水を出すことができません。メルシーポットは、チューブを鼻の穴に入れたら鼻水を自動で吸ってくれます。わたしも最初は、値段も高いしなあと思って購入を迷っていましたが、あまりにも鼻風邪が多いので購入しました。結果、買ってよかったな、と思っています。

赤ちゃんの鼻水って吸い取ってあげなきゃいけないのかっていうのは、考え方は人それぞれだと思うんですが、バイキンで起こる病気のときの鼻水の量って尋常じゃなくて、娘は夜間に鼻水が原因で咳がからんで嘔吐っていうことをよくしていたので使っていました。

鼻水は中耳炎のきっかけにもなるといいますよね。それから娘がRSウイルスで入院したときには、定期的に鼻水を吸いに看護師さんが来てくれていたので、やっぱり大事なんだろうなと思います。

朝と夜の咳が気になるときは、医師に伝える

日中の咳も気になりますが、とくに夜中の咳って子どもも熟睡できないし、隣で寝ているママも咳が気になって眠れません。すごいですよね、子どもの咳って母親は寝ていても気づくっていう。で、咳って結構体力奪われるし、しっかり眠れていないと治るものも治りません。

子どもが夜中に頻繁に咳をしているなと感じたら、薬が効くのを待つよりも小児科を再受診して先生に相談するといいですよ。
咳止めを出してくれたり、吸入をしてくれたり抗生剤を追加してくれたり、なにかしら対応をしてくれると思います。「どうしよう…」って迷ったら小児科に行くのがオススメです。

夜間病院はチェックしていつでも行けるようにしておく

わたしは何度もお世話になった夜間病院。一般的な小児科の診療時間が終わった後でも、子どもが発熱したり気になることがあったときには診てもらえます。保育園へお迎えに行って、帰宅してから発熱に気づいたり、咳がひどすぎてこれは寝られないなっていうときに行っていました。

詳しいことは上のホームページに書かれていますが、いざというとき!というよりは、気になったら、心配だったら電話してみるのがいちばんです。

娘が小さい時に、寝ている状態でも咳を引っ切り無しにしていて心配になって受診したときに、吸入と咳止めのシロップを出してくれたときがあったんですが、そうするとやっぱり受診する前よりも落ち着いて寝ることができていて、行くかどうか迷っていたけど行ってよかったって感じました。

古いタオルは嘔吐時に役立つ

断捨離をしているわたしも、使い古したタオルやバスタオルは捨てずにもっています。というのも、子どもが嘔吐したとき、その嘔吐物には菌がついているのでなるべく触れたくないし時間をかけずに処理したいです。
なので、古いタオルを使ってすぐに拭き取ってビニール袋に入れて固く結んで即捨てます。服やシーツ、ラグに付いてしまったときには、ビニール手袋をつけて手洗い→洗濯(洗剤+ハイター)ですが、それもその前になるべくタオルで嘔吐物を取り除いておきます。
嘔吐時の処理は時間勝負なところもあるので、ささっと対応するためにもタオルは捨てずにもっておくと便利です。

小児科に不信感を抱いたら病院を変えるのもアリ

わたしは娘の病院を2回変えています。なんで変えたかっていうと、小児科の先生と信頼関係を結べなかったから。1回目も2回目もタイミングは入院でした。
とくに2回目のときは、娘が溶連菌感染症になって食欲もなく水分も取らない状態で、心配で何度も小児科を受診して相談していたのですが、相手にされず「まあ、様子をみましょう」で返され、最終的に「なんでもっと早く連れてこなかったんだ」と怒られ即、医療センターへ入院。医療センターの医師には「ちょっと、薬が弱かったのかもね」と言われ、信じていた小児科の先生が理不尽すぎて泣けてきました。
別に小さい子どもの入院は十分にありえることなので、仕方がないのですが、もっと寄り添ってほしかったなと思っています。
今通っている病院は、子どもにも親にも親身になって話を聞いてくれる先生なので、安心して通えています。
とくに子どもの病院は、安心できるところがいちばんかなと思います。


インフルエンザ、コロナ、胃腸炎、RSウイルス…などなど、心配は尽きませんが、心を強くもって一緒に踏ん張りましょうね!

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