あなたは、話の裏を聞けるか?
おはようございます!
ブラック企業(不動産会社)で病んだ私は、仕事に悩む人の気持ちがわかるから、ビジネスで結果をだせる「考え方」や「知識」を共有して、不動産仕入営業の味方になろうと思っています。
【わたしの実績】
3年で100棟の戸建住宅を開発
エリアは、一都三県
5社以上の不動産会社に勤務
朝活と題して「毎週木曜日・朝7時に投稿」しているので、出勤前にサラッと読んでもらえたら嬉しいです。よければフォローして下さい。
あなたは、話の裏を聞けるか?
ビジネスでうまくいく人の共通点に『話の裏を聞ける』があります。
これはずばり「『相手が、喋ってはいないけど主張していること』を汲み取るスキル」です。
たとえば、上司が「この部屋、暑くないか?」と発言したときに、『窓をあける・クーラーをつける』みたいなことができれば、あなたは「話の裏を聞ける」と言えるでしょう。
一方で
無能なおバカちゃんは「たしかに暑いッスね〜」と、言われたことだけを受け取って、なにもアクションを起こしません。
上司が発言した「部屋が暑くないか?」という質問は、べつに「暑いかどうか?」を聞いているのではなくて、言葉の裏には「涼しくしたい」という願望がかくれているわけです。
つまり、わたしがいう『話の裏を聞ける人』は、「暑くないか?」=「快適にしてほしい」と、頭で変換できる人のことです。
クセをつけるといい
「この発言の意図は、なんだろう?」「本当にそうなのか?」と、つねに疑いをもってコミュニケーションをとるクセをつけなければ「話の裏」は聞けません。
『You Tube講演家・鴨頭嘉人さん』が、「相手に吹き出しをつけて、本音だと思うセリフを入れる」ということを演説していました。
「コピーをお願いね」と、部下に資料を渡して、もちろん部下は「はい」と返事をします。
が、コピー機にむかう部下の背中をみて「なんでいつもおればっかり,,,」と吹き出しをつけてみて感じれば、その部下を呼び戻して「なぜ、コピーをあなたにお願いしたのか」と説明するんですね。
部下の返事だけを鵜呑みにするのではなく、かくれた本音の部分に目を向けてコミュニケーションをとるわけです。
マッキンゼーでも「こんなことを言う人が、前提にしているものはなんだろう?」と、問いを持ちながら話を聞く教えがあるようで、こうすることで課題の本質に近づくといいます。
そのまま、受け取らないのです。
日頃から、その場の状況や発言のタイミングをみて、その人の「話の裏」を聞く練習をしてみるといいかもしれませんね。
本音と建前
ビジネスの世界では「本音と建前」があって、とくに不動産業界においては「建前」が潤滑油になって、取引がうまくすすむことがあります。
逆にいえば、本音だけではうまくいかないケースが往々にしてありえるのです。
わかい営業マンの、いきなりの「退職します」宣言は、よくある話で、会社は「え、なぜ急に?」と言いますが、退職者からすれば、まえまえからSOSを発信していたわけで、会社側が「話の裏を聞けていなかった」と言わざるを得ない。
会社の社長から「会社に不満はないか?」と聞かれて、新米スタッフが本音のままに「不満、あります!」と素直に答えられるワケがありません。本音と建前ってやつです。
ほかにも
お金がなくても「1億円の豪邸」を欲しがる人がいて、そんな人に対して不動産屋は「お客様は、収入が少ないから、豪邸は買えませんよ」とは言いません。
「お客様の年収であれば、ムリのないお手頃な物件はいかがでしょうか?」とすすめます。
暗に「あなたの年収では、この物件は買えませんよ」と、失礼のないように伝えていて、この建前のおかげで、お互いに気持ちよく不動産探しができますが、ぎゃくに、ここが汲み取れなければ、買えない物件を検討しつづけて、無駄な時間を過ごすことになるんですね。
言っていないことを聞く
先日、若者から「不動産事業を立ち上げたから、ぜひお会いして情報交換させてくれ」と言われたので、「では、戸建用地の情報をかきあつめてくれ。こちらも、あなたの求める情報をお持ちする」と連絡してからお会いしたんですが、シンプルに時間の無駄でした。
でね?
「普段はどのように不動産情報を集めているのですか?」と聞かれたので、「相手に有益な情報を用意してから会っています。もし、与えられる有益な情報がなければ、むしろ、会うのは避けます。」とこたえました。
くわえて
「いつも、このようにして不動産情報を探されているんですか?」と、わたしから質問しました。分かりますよね?・・・嫌味です。笑
ようするに「なにも有益な情報を持っていないなら、気安く会おうなんて言わないほうがいいぞ。わたしも時間をつくってここにきたが、今回は時間をムダにした。」と伝えているのです。
そうは、言いませんが,,,
「今日はありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします」と言いつつ、本音では「もう、会わない」です。
言っていることだけを鵜呑みにせず、常に「話の裏」を意識して話を聞いていきたいものですね。
ビジネスでも、マネジメントでも、恋愛でも、このスキルは必要不可欠だと思っています。
ということで、本日も読んでいただき、ありがとうございます。今後とも、よろしくおねがいします。(これは、本音です。笑)
では、また来週!
PS,,,
宅建士の試験、おつかれさまでした!34点〜36点が、合格ラインでしょうね。
わたしも受けましたが、おそらく不合格です。
勉強不足だったことを受け止めて、また来年チャレンジします。
日本は「肩書」とか「資格」とか、まわりからの見られ方にこだわりますよね。
「社長」ってだけでマウントをとるし、無能な「上司」もたくさんいるし、能天気な「政治家」もいるし、マスク着用者がいまだに多いのも、その証拠です。
ただ、裏をかえすと「資格」や「肩書」だけ手に入れていまえば、イージーモードになる世界線だとも考えているので、引き続き、チャレンジを続けていきます。
不合格が濃厚な方々も、来年、がんばりましょう!
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