今夜、外苑前のバーで

※ こちらの内容は、ウェブサイト（現在は閉鎖）にて2016年～2019年に掲載したものを再投稿しています。内容等、現在とは異なる部分があります。ご了承ください。

以前、こちらでも「もうすぐ」とお知らせしていた友人のバーが、ついにオープンした。
ついに、というのは当初予定されていた開業時期から何度かの延期を繰り返し、オープンが遅れていたから。
こういった改装工事の遅れなどでお店のオープン日（開業日）が延びることはよくある話だけれど、お店をする当人にとっては焦りもするし不安にもなる。
なかなか決まらない物件探しのときからそんな彼を見ていただけに、無事にオープンできたことに嬉しさもひとしお。

4月20日から3日間はプレオープン（オープニングパーティー）が行われ、初日と2日目にもすでにぼくの友人、知人の中には行ってくれた方がいた（ありがとうございました）。
この２日間だけでもお客さんが200名超えだったそうだから彼の社交性の広さ、相変わらずの人気ぶりはさすが。「22日が一番空いていると思います」と聞いていたぼくは、最終日にお邪魔することにした。
お店へと続く階段の踊り場には置き切れないほどたくさんのお祝いの花が並び、楽しそうな喧騒がドアの外にまで聞こえてくる。恐るおそるドアを開けてみると、やはり大盛況だった。

佐伯さんや紹介してもらった方々と歓談しながら ”お客さんが雰囲気のある方ばかりだな、東京っぽいな。いや、バーというのは、そういうところなんだろう” と思っていたら「ほとんどが広告関係（業界）の方々です」ということで納得。
といっても気さくな楽しい人ばかりで敷居が高いというわけでもない。
バーというのは、やはり（お店の）人にお客さんが付く商売なんだな、と改めて思った。

それにしても疲れているはずなのに、本当に楽しそうな佐伯さんが印象的だった。
周囲の人たちは、みんな彼のことを「たかちゃん」と呼ぶ。
あれだけ多くのお客さんの中で「佐伯さん」と呼んでいたのは、恐らくぼく1人だけだったと思う。
「たかちゃん！たかちゃん！」と大勢の方から声が掛かる中、いつも通り「佐伯さん」と呼んでいたぼくは少し浮いていた気がするけれど、知り合ってからずっと「佐伯さん」なので今更呼び方を変えることもできずにいる。
何はともあれ、念願の「BAR トースト」を無事にオープンできたこと、自分のことのように喜んでいます。

オープンおめでとう！たかちゃん
 
BAR トースト
150-0001
東京都渋谷区神宮前3-42-11
ローザビアンカ305
03-6206-4209
20時～4時