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常識は、ただの多数派

パン屋さん時代に考えたこと、やってみたこと、使ったもの 37.

これまで100均でも買える霧吹きから特注の大きなドゥコンまで、様々なものやことを試してきた。
もちろん試したものの失敗したことや結果的に無駄に終わったものもあるけれど、大小問わずそれらの目的は労働環境の改善が一番にあった。

ぼくがそうだったように規模が大きくなりはじめたり、そうでなくてもいまのように労働環境などを整備しなければならない立場や時代になれば、効率化や合理化、時短など、それらの解決方法として機器や道具に帰結するのは必然だとぼくは思っている。

ぼくのやってきたこと、使ってきたものを是非やってください、使ってみてくださいと伝えたくてこの話を書いたのでもなければ、そこが本質でもない。
特に若い人には思考や物事の捉え方をいつも柔軟であって欲しいな、といった思いで書いてみた。
つまり何事も「やってみなはれ、やらなわからしまへんで」という言葉に集約されるけれど、ぼくの個人的な経験則も加えるなら「常識とされるものは疑ってかかった方が、きっと上手くいくよ」と思う。

常識って正しい正しくないとかでなく、ただの多数派というだけなんだから。


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