シェアリングエコノミーが僕らの生活を変えた
今日、僕のメルカリ上での総評価が100件になった。
そしたら、なんとなくシェアリングエコノミーについて改めて考えたくなった。
今や、生活をする上でライフハックのひとつとなった、シェアリングエコノミー。
今回はこの僕らの生活をより良いものに変貌させたーフィンテックと同様にーそのシステムについて書きたいと思う。
シェアリングエコノミーを改めて考える
①UBER
僕が初めてこれに分類されるサービスを使ったのはー僕が記憶している中ではー、2016年にタイ・バンコクで使用した「Uber」だ。
今ではUberEatsで注文を行い、自宅や公園等で届けられた物で食事をすることはこのコロナ禍の影響もあり現代人のひとつの食文化になったとも言えるけど、Uberは元々は配車サービスから始まったアプリである。
そもそも、当時僕がなぜUberを使ったかというと、一人旅をしている際に「ぼったくられたくない」という思いが強くあったからだと思う。世界中、どこの国においても、基本的に旅行者をターゲットとした所謂ぼったくりのタクシーは存在する。まるで、アリを捕食するのを心待ちにするウスバカゲロウの様に。
・客自身がドライバーを評価する
・ドライバーも乗客を評価する
Uberではこのシステムにより評価が可視化されるため、その人の「信用力」が一目で分かる。評価が低いドライバーは仕事が受注しづらくなり、一方で評価が低い乗客はタクシーが捕まらないといった事に発展する。これは、人々の信用を失い、終いには真実を理解してもらえなくなってしまうイソップ物語の狼少年に似ている。
僕はこれで評価の高いドライバーのタクシーに乗ることにより、無事ぼったくられることなく毎回旅を終えている。
もっとも、東南アジアにおけるUberは同様のサービスを提供しているGrabに買収され、もうタイでは乗ることができないのだけれど。
②メルカリ
冒頭の様に僕はメルカリを普段よく使っていて、かれこれ6年くらい使っている。
必要がなくなったガジェット、服、書籍等あらゆるジャンルの商品を売り買いすることができる、今では誰もが知っているプラットフォームだ。
例えば、定価1,000円の本があったら、それを新品で買い、読了後すぐに出品すればもちろん商品にもよるけど、だいたい800円程度で売却することができる。販売手数料や配送料を考慮しても、実質半額程度で読めていることになる。
これこそ、まさにシェアリングエコノミーの醍醐味であると共に、存在意義であると思う。(著者や出版社にとっては面白くない話かもしれず、それが良いか悪いかの議論は置いといて。)
売る人と買う人がwin-winとなる関係であり、マーケットで取引が成立していく。
③Airbnb
僕は何度も書いたことがあるけれど、ひとり旅が好きだ。その上で、効率的に、よりリーズナブルに旅を味わいたいという思いは一際強い。
となると、Airbnbは旅における革命的な、画期的なシェアリングエコノミーサービスのひとつであると断言できる!
ホストは家を貸したいタイミングで提供が行え、旅行者は旅程に合わせ家を借りることができる。それも、チョーお得に。
例えば、僕は2018年に北欧5ヵ国を旅したのだけれど(スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランド、エストニア)、ご存知の様に物価がスーパー高い。普通のホテルが2-3万てことはザラにある。けど、このエアビーでは一泊6,000円くらいでかなり良い部屋に泊まることができるのだ。自分が望むのであればその国のそのホストとコミュニケーションを取ることができ、(個人的にはその国の文化等を知ることができオススメ)より充実した旅を送ることができることは間違いない。
この魅力について語ると話が止まらなくなってしまうので、ここまでにしておこう。
今後について
今後、このシェアリングエコノミーが進んでいき、信用スコアが高い人は特典を享受できるようなサービスが増えていくだろうなと思う。
例えば、中国では「芝麻信用」という個人信用評価システムがあり、信用スコアが高い人はローンを低金利で借りることができるといったサービスが既に提供されている。
近い将来、顧客の信用スコアを既に多く保有しているメルカリや楽天等でその様なサービスが出てくることは想像に容易い。
この時代になり、個人の持つ「信用力」が世の中で今まで以上に非常に重要となっている。
僕も人間性や信用力を高めていきたいな、とふと感じた梅雨の夜。
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