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2020年の年の瀬に考えること

2020年、コロナは間違いなく僕らの生活を一変させた。

コロナ禍、密、緊急事態宣言など今でも聞いていると気が滅入ってきてしまう様なワードの数々もこのコロナ禍で生まれてきた。

ただ、その一方で新たな発見や気付きが得られたのも事実である。

前回の投稿から暫く時間が経ってしまったけれど、今回は今年2020年に感じたことを年の瀬に纏めてみようと思う。

良かったこと

・通勤時間が極めて少なくなった

僕は会社員であり約40分程をかけて通勤をしていたけれど、このコロナの影響で原則在宅勤務となった。その為、大量の人々が吐き出されては飲み込まれていく満員電車に乗り込むといった悪魔の儀式を避けることが可能になった。

・noteで記事を書くことができた

こうしてnoteを更新することはコロナ禍で時間が生まれた為スタートすることができた。元々何かを書くことに興味があったので、noteの様な洗練されたプラット・フォーム上で記事を簡単に書くことができるのは僕にとって幸せなことのひとつとなった。

・読書や映画鑑賞等をする時間が確保できた

今年、読了した本を数えると30冊を超えていた。単純計算で月に2冊以上の本を読んでいた事になる。普段から精力的に書籍を読んでいる人からすると呆れられてしまうかもしれないが、これは僕にとって上出来であった。小説、ビジネス書、投資に関する書籍など様々なジャンルの本を幅広く読めたことはとても有益だった。

また、NetflixやAmazonプライムにて映画や海外ドラマを観ることは、もはや世界中の人々の娯楽となってることは言うまでもない。僕自身も数多くの作品を鑑賞することができた。「アップロード」、「ブラック・ミラー」、「セックス・エデュケーション」等、挙げたらキリがないけれど、多くの作品を観ることは生活を豊かにすると共に、このデジタル時代であって良かったと実感した。(昔の用に1作品ずつレンタルで借りていたらきっと恐ろしい金額になったに違いない!)

・ウェルネス意識が高まった

テレワークをいざ始めてみると、家で1日の大半を過ごすことになり1日300歩程度しか動かなくなる事が判明した。そこで僕は1日の目標歩数を8,000歩として、ランニングやウォーキングを含めこの数値を毎日クリアすることにコミットした。僕が着けているApple Watchで毎日の歩数を注意深く確認した。おかげで、所謂「コロナ太り」をする様なこともなく、久しぶりの出社時に同僚から「ベイマックスみたいだ!」と揶揄われることも無く平穏な日々を過ごす事ができた。

また、食事にも意識を向けできるだけ自炊をする様にした。必要な栄養素をできるだけ毎日の食事から摂るように心掛け、健康的な食事をした。特に、抗酸化作用や若さを保つことに貢献してくれる成分が多く含まれているとされるコーヒーや赤ワイン、トマト・納豆はなるだけ毎日摂るように努めた。アスタキサンチンなど、栄養を補うサプリメントも補給した。

結果として、運動及び食事に気をつける事ができたため、(勿論、マスクの着用や念入りな手指のアルコール消毒の影響もあると思うが)この2020年は体調を崩すことが無かった。

図らずともウェルネス意識が向上したことは、コロナ禍における良い影響のひとつとなった。

・新たな収益源の創出

残念ながら僕が在籍している企業に於いても、コロナの影響を免れることはできなかった。帰休制度が導入されて実質週休3日となり休暇は増えたものの、賞与が削減され、手取りの収入は目減りした。副業が解禁されたこともあり、僕は新たな収益源を見つけることに尽力した。最終的にはー今年度においてはー株式投資に落ち着いた。米国株のワクチン相場の恩恵も受け投資金額の40%以上のリターンを得ることができた。

残念だったこと

・飲み会の減少

在宅勤務が前提となった今、不要な会議や商談が無くなり週のうちのほとんどを自宅で過ごし、出社する事が少なくなった。その結果、かつての様に仕事終わりに同僚と飲みに行くという事が無くなった。この事について言うとすると、人によっては良い出来事であると捉える人も多いかもしれない。(実際にネットアンケート等では会社の飲み会が減った事に対する好意的な回答は想像以上に多かった)

しかし、これについては少なくともー僕にとってはー寂しいと感じざるを得ない。

同僚と仕事だけではないプライベートな内容を話せる環境はとても大切であるし、飲みの場でコミュニケーションが取れ関係性が構築されるという事実は存在すると考えている。その考えを持つ僕からすると、この飲み会の減少については寂しさを感じざるを得なかった。

最後に

改めて、このコロナ禍という未曾有の期間を過ごして思考やライフスタイル、様々なコトが変化していったと感じる。

今はまさにコロナ真っ只中の渦中におり、ニュースサイトや書籍において「アフターコロナ」というワードが頻りに飛び交うがその言葉に違和感を感じざるを得ない。

少なくともーワクチンが承認されたとは言えーCOVID-19は今後常に世界中で発生する凶悪なウイルスのひとつであると考えられるし、インフルエンザの様に毎年発生するだろう。なので、望まなくとも「ウィズ・コロナ」で今後の人生を生きていくしかないのかなと個人的には思う。

ただ、そこには悲観的な物事が存在するだけではないはずだ。

今回のワーク・シフトの様に新たな時間が生まれ、そこで新しい何かを始めたり、新しい価値を創出することにより、先を見据えて動ける人々は新しい幸せを手に入れることができ、人生を豊かにすることが出来ると感じる。

もう元の生活に戻ることは決してない。

この言葉は常に念頭に置き、僕も新しい物事にチャレンジし、好奇心を持ち続けて過ごしていきたい。


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