見出し画像

この時間まで帰る、この時間以降はPCを閉じる、と決めてしまうこと。定時という概念の重要性【10分エッセイチャレンジ】

私はあまり、仕事に対して前向きではない。ストレスフルな職場だし、仕事量も多い。新卒1年目のころからあまり指導を受けることなく、現場に放り込まれるスタイルだったため常に緊張状態だ。

書面作成や顧客への資料作成も基本的にすべて営業担当が行うため、事務作業に膨大な時間がかかる。日付けが変わるまで作業を続けたことも少なくないし、途中で気持ちが折れそうになって涙が出てきたことだってある。

もちろんだけれどそれを職場で顔に出すことはなく、できることを少しでも増やそう、作業スピードを上げよう、顧客と一緒に案件を成功させようと気持ちをつくって毎日の業務に取り組んでいる。

そんな会社員生活2年目の私が気付いたことの一つに、作業終了時間を決めることの大切さがある。仕事、自分が対応するべき・したい作業は基本的に無限にある。「時間があればやること」は数え切れないくらいうず高く積もっている。

そのため定時だから業務終わり!という風にはいかないのだ。いったん残業を始めると、際限がない。だから自分で終わりを決めないと、だらだらと続いてしまう。それが何より怖い。定時という概念の大切さを、私は会社員になって初めて知った。

想定よりも進まなかったけれど、ここで終わりと決めたからもう終わり。PCを閉じて、することをして(あるいは省略して)寝る。それが会社員としてするべき最善のことだったりする。仕事は毎日続くのだから、健康的な生活を維持することも自分の遂行するべき業務のうちの一つだ。

11時にはPCを閉じるようにしてはいるものの、中々うまくいかない。11時までにPCを閉じることができるのは、多くても週に2回程度。11時を回ると、まだ作業が終わらない自分にがっかりしてしまう。

ほぼないが、11時前に、特に10時前に退勤できた時などはもうとてもとても嬉しくて、明日の仕事に対して前向きになれる。

当面の目標は、11時にはPCを閉じること。そして6月の目標は、週1回以上定時で終業すること。

来週から、私はセルフ定時を11時に設定する。これまではエンドレスに作業をしていたから際限がなかったけれど、来週からは、11時になったら退勤。自分用定時をうまく活用すれば、きっとメリハリがつく。

だいぶ難しいけれど、ものすごい繫忙になったら無理だけど、でも集中力を高めて、ショートカットフル稼働して、作業に慣れてスピードを上げたら、叶うかも。

定時で終業できたら、寝る前に映画が見れるし、絵も描けるし、ビジネスの勉強もできる。そう考えるだけでわくわくする。そうなったらどんなに幸福度が上がるだろう。

未来への希望を持つことはとても大切だ。希望を持てずに「もうだめ、つらい」と思っている自分を引き上げてくれるのは、未来の自分に対する期待かもしれない。

来週からは、絶対に、11時にはPCを閉じよう。当面の私のセルフ定時は11時。

そのために、集中して、かつスピードアップして頑張ろう。前向きなイメージを持って、取り組んでいこう。





いただいたサポートは画材、ガジェット購入費としてNoteでの活動に還元いたします。