★ 不倫された妻の自己肯定感をあげる方法

★ 不倫された妻の自己肯定感をあげる方法

夫にとって私って一体なんなんでしょうか。
自分が誰なのかが分かりませんと言われる人は少なくありません。

夫が選んだのは私じゃなくあの女だったとすれば
これまで共に過ごしてきた時間は
一体何。

このように
不倫問題は
自分を失い自信喪失を起こさせるのです。

そこで。

自分を取り戻しましょう。
自信回復です。
自己肯定感をあげよう。
他人軸ではなく自分軸を持つことが大切です。

などのキーワードに興味を持つ方も多いのではないかと思います。
実際、自己肯定感を上げる等のセミナーにも参加された方も多くいると聞きます。

一日でも早く自信を取り戻して穏やかに過ごしたい。
自信を回復して決断できる私になりたい！
あの時の自分を戻りたい。
夫や不倫女性に一喜一憂しない強い自分になりたい！

自己肯定感をあげて
自信回復につなげたいという気持ちがあるのではないでしょうか。

そこで今日は私が提案する自己肯定感をあげる方法をお伝えしたいと思います。

自己肯定感をあげる方法

１、毎日ノートに今日あった嬉しかったこと幸せだと感じた出来事を書く。
２、これまで自分が頑張ったと評価できることをノートに書く。
３、毎日鏡を見て自分を褒める（自分を認めてあげる）
４、寝る前に肯定するアファメーションを唱える。
５、好きなことをする。好きなことに触れる時間を作る。
６、友達や仲間から自分の素敵なところをフィードバックしてもらう。
７、自己肯定感が上がる本を読む。
８、どんな自分でも愛されると常に意識する。
９、否定した自分に気づき、否定を肯定に変換する。
１０、自己肯定感をあげるセミナーに参加する。
１１、そのままの自分でいいだと自分を認めてあげる。
１２、今感じている気持ちをそのままノートに書く。

上記の内容は
決して目新しいものではなく
もうすでに私以外のカウンセラーさんのブログや自己啓発本
セミナー等で伝えておられる内容かと思います。

なので
上記の項目を
ひとつでもやっておられる方おられるのではないかと思います。

不倫された妻の
自己肯定感を上げるために
上記の項目も何かひとつでも実行してみてください！

と、お伝えしたいところですが・・・。

実は、私が提案するのは
この上記の自己肯定感を上げる方法をやらないでくださいとお伝えしたいのです。

自己肯定感を上げる方法と配信しておいてやらないでください！というのは矛盾していますよね。

それには理由があってですね。

結論からお伝えすると。

上記の項目をやったとしても
自己肯定感が上がるとは思えないからです。

（やっておられる方で自己肯定感が上がりました！と言う方はそれはそれで良いかと思います。効果がある！と感じておられるなら、今日の私の持論はスルーください。）

私の持論は
仮に上がったと感じていても
上がるんだから時間が経てば下がるんじゃないかと思っています。

それに。

上記のテクニックで
自己肯定感が上がるのかと言えば
自己肯定感が上がるって
そんな簡単なことなのかなぁと疑問があります。

自己肯定感は『心の在り方』です。
心がテクニックでコントロールできるとは考えにくい。

仮に『自己肯定感が上がった！』と感じていても
それは上がっているのではなく、高揚しているだけなのではないかと思います。

例えば、セミナーでマンツーマンになって
お互いの魅力や素敵だと感じたところをフィードバックするワークが盛んに行われています。（過去に私も、この手のセミナーに参加した事もありますし、セミナー内で魅力のフィードバックをやった事も、フィードバックもらった事もあります）

苦しんでいる時に周りの人から自分の見えない魅力を伝えてもらえると
嬉しく救われた気持ちになります。

セミナー中は高揚しているため
伝えてもらったことが受け取れて少しだけ自信にも繋がります。

が。

セミナー終了後、日常を過ごしていると、またムキムキと自己肯定感が低い自分が顔を出してくるのです。

本当にこれでいいのかなぁ。
自分は何をしてんだろう。
強くなれない。

など、自分を責めてしまう自分がやっぱりいるんです。

自分を責めてしまっていてもいいのです。
その責めている自分さえも
認めてあげることができれば
自己肯定感がある状態と言えるのかもしれません。

はたして
責めている自分でもいいんだ。
そのままの自分でいいと認める事ができるのか。

認められる時もあるかもしれませんが
責めてしまう自分が嫌いなったり、自信を失ったりしてしまうものです。

そもそも。

自己肯定感は上げるものなのか？
何を持って自己肯定感が上がったとわかるのか？
上げる必要がそもそもあるのか？
問題を抱えていたとしても、自己肯定感ってある程度あるから生きてるのでは？

など、私の中には疑問だらけなのです。

自己肯定感をあげないといけないと思っている時は

自己肯定感が上げれば
苦しい状況が変わるのかも？と苦しい状況に置かれている時
現状が苦しいから精神的にかなり弱っている時に
この自己肯定感の言葉に出会うことが多いのかと思います。

苦しく精神的に弱っているから
そんな自分から抜け出したいと調べたら
それは自己肯定感が低いからだ！
自己肯定感を上げれば、ブレずに生きれる自分になる！
そんな記事や本に出会っているのではないかと思います。

不倫問題を抱える前を思い出してください。
この自己肯定感を上げる！なんて考えもしなかったのではないでしょうか。

私は自分に自信がないと感じて生きていた人もいるでしょうが
自己肯定感を上げて！とまではあまり考えないようにも思います。

そして、自己肯定感を上げようと思っていなかった時に方が、苦しくないはずなんです。

精神的に弱っている
参っている時に
この自己肯定感をあげるというキーワードに反応したり
自己肯定感が低いから問題が解決しないと言われるとあげないといけないとも感じる。

だから、上記のような項目をやろうとするんだけど
弱っている
参っている時期だから
続かないことが多いし、項目をやっている作業がしんどくなってしまう。

一番しんどい時期に
自己肯定感を上げる方法を実行したとしても、不倫の辛さが勝ってしまってやる気が出ません。

本当は何もしたくない。

不倫渦中やしんどき時期にやったとしても
自己肯定感は上がりません。

自己肯定感が上がれば
何かが変わるはずと状況への変化を期待しちゃうんだけど
状況の変化の前に
やっている方がしんどく辛くなる。

成長・意欲・学び、ノウハウ・スキル・セミナーなど
自己啓発が好きな方は比較的、上記の項目が好きでやらたらいいかと思います。

だけど、

自己啓発が好きな人でも
この自己肯定感を上げる方法というか
テクニックやノウハウが向いていない人っているんですよね。

向いていない人がやると続きません。
合わないから途中で
『なんでやってるんだろう』と空しくもなってしんどくなってしまうのです。

『やめたいけどセミナー仲間もやっているからやめられない』
『いつも途中でやめてしまう。この性格があるからいつまで経っても自己肯定感が上がらない』
『続かない私はダメなんだ』

と、自分を責めてダメ出ししてしまうのです。
無理して
自己肯定感をあげようとするから
逆に、自己肯定感を下げてしまうことになる。

これでは本末転倒です。

上記の自己肯定感を上げる方法を読んで
『しんどい』と感じたのならやらない方がいいでしょう。

しんどいと感じている時点で
自己肯定感はすでに下がっている状態です。
やればやるほど上がるのではなく、下がっていくのです。

例えば
カウンセラーが宿題に
上記の項目の何かを出されることがあるかと思います。

その宿題も
『自分から進んでやりたい！』
と自発的ならいいのですが

やらされている感があるとすれば・・・。

宿題は出されたものの

『しんどい』と感じていたとしたら？
『本当にこれで自己肯定感ってあがるのかなぁ』と、疑心暗鬼でやっているとすれば？

カウンセラーに言われたからやっているとしたら？

『やらされている』
『本当はやりたくない』
『やる気がない』
『何もしたくない気持ちが勝っている』

などなど、あれば気力は低下します。
気力の低下と共に自己肯定感は下がっていきます。

自己肯定感とは。

そのままの自分を認められたり
自分に対する価値を自身が感じれる状態のことを言います。

夫の不倫で悩み苦しんでいる時には
そのままの自分を認めるって相当難しいのです。

自分という存在を失っている時に
それでも自分は自分でいい！と思える人ているのかなぁ。

時間が経って
自分を振り返れるまでになれば
あの時あれはあれで自分って頑張っていたよねー。
よく耐えたよね。
自分を褒めてあげたい気持ちです。

と言われる方がいますが、それでいいんだと思います。

辛く苦しいときに
自己肯定感を上げる方法は
返って苦しみの上に別の苦しみを作るだけのような気がします。

いや、自分の価値が失われているからこそ
この自己肯定感を上げることが必要だと！と言われるかもしれませんが
この深い悩みを抱えている時に
ありのままの自分を認めることができる人っていないと思います。

不倫問題がなかったとしても
自分が自分を認めれることって難しくないのか？とか考えてしまいます。

私たち人間は
こんな自分でもいいかなぁと思う日もあれば
何してんだろう？と自分を責めたくなる日もある。

自己肯定感などと難しい言葉を出さずに
肯定できる日、否定してしまう日を
繰り返して生きればいいじゃないかなぁと思います。

自己肯定感をわざわざ上げるような行為をして
一見上がったかなぁ思えても
本当は何も上がってない。

上がったように感じるから下がったようにも感じる。

何もしない方が
その人らしさがあってそれこそが自分であると思うんです。

私が提案する方法は
そもそも自己肯定感など上げる必要はないし
やる必要もないと思って、だから離れてくださいと提案します。

何かをして自分と言う存在を操作したくなるけれども
自己肯定感の
自分を感じれるためには
日常の生活の中で様々な感情を感じていくことです。

それが自分を感じれる時間になるのです。
何もせずに自然のままで。


いとうゆうじでした。

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