DAY134 力を抜くと、開く。

来週歌う場面があり
いい加減、歌練したいなーと
思ってた矢先のこと。

たまたま
辿り着いたYouTubeで
喉の開き方を解説していた。

これマジで見てほしい
が、本題はボイトレではない。

喉を使わずに声を出すには

ゆるめることと
コントロールしないこと

このふたつが大事だと
その方が伝えていて

もう、
人生観そのものやん

と思った次第。

うまく歌いたい
って思いながら歌っても

うまく歌いたいんだろうなぁ
ってエネルギーしか届けられないし

そのときはきっと
喉を閉めて
声をコントロールしようと
頑張っている状態だ。

写真撮影も
綺麗に写りたい!
の願望が写し出されるから。

身体を、心を、
震わせながら歌う声は
きっと
聴く人の魂に共鳴する。

上手いとか下手とかじゃなく
自分の中を、まんま表現しようとする

そんな在り方のとき
ハートも、喉も、開くんじゃないかな。

いい人生でありたい

という願いは
決して悪いことではなくて

敢えて悪いとするなら
それが〈他人から見た〉いい人生
であるとき、なのだろう。

わたしにとっての
いい人生っていうものは

他人と比べたり
他人から評価されたり
するようなものじゃない。

歌いたいと思うなら歌えばよくて
踊りたいと思うなら踊ればいい
笑いたくないなら、それでいい。


自分の機嫌を取るって
こういうことなんだと思う。

モヤるときには
モヤリを感じる。

嬉しいときには
気が済むまで喜ぶ。

とことん自分と一致してること。
そのとき、緩んで、開いてる。


いわゆるポジティブな場面では
普通にできることでも

モヤるときは
無理矢理ポジティブになろうと
努力をしてしまいがちだ。

忘れようとしたり
強引に良きことに変換したり。

でも、それだと結局
似非ポジティブなんだよ。

ご機嫌麗しく在るのは
感情豊かな自分を
自分で許すこと、だ。

例えば
泣きたいのに泣けないときは
泣きたいよねー
でも今泣けないんだねー
でもほんとは泣きたいねぇ!
泣いてもいいよ?
って寄り添ってあげる。

でも実際やってることって
泣きたい自分を否定して
こんな所で泣くなんて駄目
泣くとかカッコ悪いし有り得ない

みたいな全否定。

そんなんじゃ
自分は開かないし、緩まない。

泣かないように
力んでコントロールしている。

ボイトレに話を戻すと
声を出す、というよりも
声が出てくる感じというか。

最大限に緩んでから
音を楽しむように
声は声に任せるように
歌ってみようと思う。

そのための
ボイトレはやろう。

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