宗教二世としての悩みの記録①
私はとある新興宗教の二世として生まれた。毎週日曜日は礼拝に行くのが当たり前だった。家でも教義の本を音読し、祈りを捧げる生活をしていた。それが当たり前だと小さい頃は思っていた。それから教えの中では自由に恋愛ができないし、お酒を飲んではいけない。子供の頃から親に言われることもあったけれども、教会に行くとそのような教育をたくさん受けた。そんなふうに生活していたが、小学生低学年くらいまでは自分が宗教二世で他の家庭とは違うということよくわかっていなかった。小学生高学年くらいになると、自