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#毎日note

ここに居るわたしは、世界で1番かっこ悪いわたしだ。

わたしは、「書き手であるわたし」と「書き手でないわたし」に別の人格が宿っている、そしてそうであって欲しいと常々願っている。 その方が、自分の文章を客観的に読むことができるような気がするからだ。 少し前の話になるが、note以外の媒体での名義の名前を変えた。外部のwebサイトへの投稿を少しずつ増やしている。それに伴って、noteに顔を出す頻度も少し落ちている、気がする。 note以外でも書き出すようになって思ったことは、真っさらなところに書き出すことがいかに難しいかという

オート三輪、しばしば横転す/田舎の農道

  「僕の昭和スケッチ」39枚目 <画/もりおゆう 原画/水彩 サイズF5> オートバイとトラックのいいとこ取り、と言われたオート三輪。 あなたの街や村にも走っていませんでしたか? 安くて小回りがきいたオート三輪は戦前から1950年代に日本全国を走り回っていました。当時の日本では、まだまだすれ違い困難な未整備の狭い路や曲がりくねった路が珍しくなかったのです。そのため、オート三輪の機動性はなくてはならないもので、酒屋さんから農家まで非常に重宝された車だったのです。 だが

昭和はオニギリの時代

  「僕の昭和スケッチ」38枚目 <画/もりおゆう 原画/水彩 サイズF5> 昭和ってオニギリの時代だと思いませんか? だって、お弁当って、それしかなかったでしょう? (貧者の独断) 運動会や、遠足の日に今時の見た目も綺麗で美味しそうなお弁当なんて映画やTVの中の世界でしたよね。(独断アゲイン) ちょっと(そうとう)独断ですが、言って見れば、みんなオニギリだった! 梅干しや、おかか…、たいていそんなものだった。 (いやいや、タクワンは二切れくらいは付いていたぞ。)

挑戦は楽しいということに気が付いた話。

およそ10年前に心身を壊して引きこもる前まで、私は挑戦が嫌いだった。 理由は簡単だ。 失敗すると親に愛されないという思い込みがあり、失敗したくなかったのだ。 だがこの思い込みは無意識が巧妙に隠し、私の求めるものはすべて代替品だというのに気が付けないようにされていた。 だから、表から見える私は俗にいう完璧主義者というヤツだった。 ◇◇◇ 完璧主義者が全然完璧ではないことを知っている人は多いだろう。 私も例に漏れずまったくもって完璧ではなかった。 完璧を目指して頑

クラッカーをいただいた記事の紹介と今日の出来事

こんばんは。 ありがたいことに、2回目のクラッカーをいただきました! 読んでくださっている方、ひとりひとりのおかげです。 ありがとうございます。 クラッカーをいただいたのはこちらの記事です。よければぜひ! ちなみに初めてクラッカーをいただいた記事はこちらです。 △▲△ 夫が見たいアニメがあるとのことで、dアニメストアに入りました。 見たいと思っていたけれど見る機会のなかった作品もたくさんありました。 本や映画だけでなく、きっとアニメからも学べることがあると思

ヒロインになれない私。

まれにドラマが生まれるところに遭遇することがある。 日付が変わった恵比寿の駅前。人目も気にせず泣き叫ぶ女性。その傍らには困り顔と呆れ顔がない混ぜになった男性。 深夜までやっている渋谷の喫茶店。安くとも一杯800円以上の珈琲と吸殻のたまった灰皿。携帯の向こうの人物と淡々と紡がれる会話。 下卑た笑いが響く繁華街。脱げたハイヒールと振り乱れる長い髪。剥がれた爪と取っ組み合いをするきつい香水の女性たち。 彼女たちは紛れもなくヒロインだ。 彼女たちにしてみれば、冗談じゃないと言っ

香水よりも柔軟剤の方が、あなたをずっと強く感じられる。

誰かが言った。 「金木犀の季節だね」 金木犀の香りは、不思議だ。一瞬で、人々の心を切なくできる。金木犀の匂いが鼻をかすめると、私は刹那、寂しくなる。しかしその後すぐに、嬉しくもなる。 どうして、こんなに不思議な香りがするのだろう。 金木犀の香りはいつだって、心に秋を運んできてくれる。暑さが和らぎ、秋の気配にワクワクしていても、次第にその「秋めいた空気」に身体が慣れてしまう。 すっかり慣れ切った頃に、金木犀は「ほうら、思い出してごらん」と言わんばかりに、秋が凝縮された

[ノンフィクション掌編小説]二度寝攻防記

昨日というか、今朝。早朝まで昨晩は起きていた。 記事を仕上げて投稿して、日記を書いて……、寝たのは6時近かったかもしれない。 朝、7時に目覚ましが鳴って起きた。2時間未満の睡眠だけど、ここまではいい。 今日はゴミ出し日だからだ。 起きようとして布団をめくると、刺すような空気の冷たさが優しく体をなでる。一瞬にして体温が奪われてしまった。反射的に布団をかぶって体を縮こませる。 寒い。 寒いときのお布団の魔力は凄まじい。人肌の温もりをもって物理的にも精神的にもすべてを受

日常には、検索でたどり着かない感動がある。

一人の女子高生が、夕焼けを指差して、嬉しそうに追いかけていました。 その後ろから、「夕焼けなんてどうでもいい」という顔をした男子高生が、スマホを見ながら歩いていました。 女子高生は、夕焼けの写真を1枚撮って振り返り、「もっと近くに行こう!」と男子高生の手首をつかんで、夕焼けの方向に引っ張ります。 男子高生は、スマホから視線をあげることなく、面倒くさそうにしながらも女子高生に従い、夕焼けを一緒についていくことにしました。 二人は、夕焼けに消えていきました。 彼女たちを

【名前の由来】"ひるねこ"は幸せな思い出の象徴です

この子たちが "ひるねこ" 。私のネットでの名前の由来であり、私の宝物でもあります↓↓↓ 今日はこの子たちの事を書きますね。 ☆"ひるねこ" 家の夏休み子どもたちが小さかった頃、夏休みに毎年長野の叔父の別荘に遊びに行っていました。 体調の悪い叔父の代わりに別荘の点検や掃除をする約束で、1週間ほど自由に使わせてもらっていたのです。 別荘は八ヶ岳の麓にありものすごく自然が豊か! どこから侵入するのか、毎年床中にカマドウマの死体が広がっていて…子どもたちとキャーキャー言いな

愛されてる(^O^)

仕事場に、夫が突然来た。 初めて同僚やオーナーにも、夫を対面紹介できた。 私の職場には日本人スタッフがほかに2人いて、夫と会ったときに「どうも。どうも」「nice to meet you」とぺこぺこしながら、挨拶されるのを初めて夫が体験。 お辞儀文化を目の当たりにした夫には相当に物珍しく目に写ったらしく、とても面白かったのだそう。 みんなコクコク頷くからかわいいと言っていた。 たしかに、異文化なんですよねお辞儀って。 夫は、仕事がたまたま早く終わったので私を驚かせるた

今日はチートデイ。引きこもりニートが外に出たら何かが起こると決まっているのか。

チートデイとはcheat day。ズルする日だそうだ。 ダイエットを一切やらない日としてダイエットに取り組む人に使われることが多い。 ダイエットに関わらず、何かの習慣作りに励む人や、何か決めたことを頑張る人はこの日を取り入れると失敗しにくくなる効果がある。 だから、私も取り入れる。 今日は起承転結も考えなければ漢字を開くだとか誤字がないかとか一切気にしないし、料理もしないし、さっさと寝る! んー? なんでこんなになってるかって? いや、なんていうか、ちょっと図書館

頑張りすぎてしまう人へ自室の中心から休養を取ってと言ってみる

昔の私にも言えることだが、多くの人は頑張り過ぎだ。 あなたは意識して休養を取っているだろうか? 暇ができたら何かをやっていないと落ち着かなくて、仕事や勉強などなど必ず何かをやろうとしていないだろうか? 頑張ることは一般的な考えに照らして考えればすばらしいことかもしれないが、私はあまり頑張ることがすばらしいとは思わない。 暇ができたらなら意識して休養を取るべきだ。 ◇◇◇ 以前、こちらの記事でも書いたが頑張ることと努力することは違う。 例えば、地方にある家から東京

「分からない」だって、立派な答えだ。

自分の能力を信じるって、難しいことだと思います。 必ず、信じられなくなる瞬間が来ますし、それを信じたせいで自分や周りが傷つくこともあります。 最近僕は、同い年の芸人から自分の発想を褒められました。 僕は、その人たちの自主ラジオ番組の構成を手掛けていました。毎週、トークテーマ、ネタメールの面白さ、伝わりやすさをチェックし、トーク中も僕が指示を出しながら、番組を進めていきました。 もうすでに終わった番組ですが、最近彼らは過去の放送を繰り返して聴いたところ、「お前のおかげで