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#スキしてみて

自分の中に「何もない」と知って、悲しくなったあの時の気持ち。

今は、始めたばかりのことばかりで、 わからないこともたくさんあって、 知りたいこと、 調べたいこともたくさんある。 それが、毎日減るどころか、 どんどん増えていく。 それでも、ゆっくりする時間も欲しくて、 時間配分が難しい。 でも、ニヤニヤしちゃう私がいる(笑) 何がしたいのか、何が好きなのか、 外からもらう刺激での好きとは別に、 自分の中に何もないことが、 本当に悲しかった。 探しても探しても見つからなくて、 わからなくて、 何がしたいんだろう? 自問自答の日々だっ

【日記のようなキュレーション】他人の物語りに気持ちを向けて

今日はお休み。昨日仕込んだこしあんであんバタートーストを作る。 数年前、たのしいあんこの本を買った。最初のほうに「この本の使い方」と書かれているのが好きだ。 最近の本の選定は、「読むもの」ではなく「使うもの」。だからといって実用書しか無いわけではない。思考から実践へと繋げられるものということなので、どのジャンルでも良いのだ。 たのしいあんこの本は、おやつのメニューが写真付きでたくさん載っていて見ているだけでワクワクする。それでいて、あんこ作りに必要な道具やレシピの手順な

挑戦は楽しいということに気が付いた話。

およそ10年前に心身を壊して引きこもる前まで、私は挑戦が嫌いだった。 理由は簡単だ。 失敗すると親に愛されないという思い込みがあり、失敗したくなかったのだ。 だがこの思い込みは無意識が巧妙に隠し、私の求めるものはすべて代替品だというのに気が付けないようにされていた。 だから、表から見える私は俗にいう完璧主義者というヤツだった。 ◇◇◇ 完璧主義者が全然完璧ではないことを知っている人は多いだろう。 私も例に漏れずまったくもって完璧ではなかった。 完璧を目指して頑

曼珠沙華天に惹かれて途中下車

季語:曼珠沙華 仲秋 まんじゅさげてんにひかれてとちゅうげしゃ 俳句だよ、とわかりやすく冒頭に季語を書いてみました。あと、よみのひらがなを追加しました。 これはTwitterで見かけた俳句投稿の書き順を真似たものです。初めて目にする方にも、俳句であることがすぐわかりますし、ふりがなはハードルを低くしてくれます。この書き方でしばらく投稿してみようと思います。 ヒガンバナとも呼ばれる曼珠沙華は縁起いい悪い?電車の線路脇の土手に群生していました。カバー写真はその一部ですが、

ヒロインになれない私。

まれにドラマが生まれるところに遭遇することがある。 日付が変わった恵比寿の駅前。人目も気にせず泣き叫ぶ女性。その傍らには困り顔と呆れ顔がない混ぜになった男性。 深夜までやっている渋谷の喫茶店。安くとも一杯800円以上の珈琲と吸殻のたまった灰皿。携帯の向こうの人物と淡々と紡がれる会話。 下卑た笑いが響く繁華街。脱げたハイヒールと振り乱れる長い髪。剥がれた爪と取っ組み合いをするきつい香水の女性たち。 彼女たちは紛れもなくヒロインだ。 彼女たちにしてみれば、冗談じゃないと言っ

[ノンフィクション掌編小説]二度寝攻防記

昨日というか、今朝。早朝まで昨晩は起きていた。 記事を仕上げて投稿して、日記を書いて……、寝たのは6時近かったかもしれない。 朝、7時に目覚ましが鳴って起きた。2時間未満の睡眠だけど、ここまではいい。 今日はゴミ出し日だからだ。 起きようとして布団をめくると、刺すような空気の冷たさが優しく体をなでる。一瞬にして体温が奪われてしまった。反射的に布団をかぶって体を縮こませる。 寒い。 寒いときのお布団の魔力は凄まじい。人肌の温もりをもって物理的にも精神的にもすべてを受

愛されてる(^O^)

仕事場に、夫が突然来た。 初めて同僚やオーナーにも、夫を対面紹介できた。 私の職場には日本人スタッフがほかに2人いて、夫と会ったときに「どうも。どうも」「nice to meet you」とぺこぺこしながら、挨拶されるのを初めて夫が体験。 お辞儀文化を目の当たりにした夫には相当に物珍しく目に写ったらしく、とても面白かったのだそう。 みんなコクコク頷くからかわいいと言っていた。 たしかに、異文化なんですよねお辞儀って。 夫は、仕事がたまたま早く終わったので私を驚かせるた

ほくほくとこわもてほぐすかぼちゃかな

今日は俳句の日です。が、最近睡眠と料理が生活の中心になっているので、かぼちゃ料理の俳句です。 「こわもて」の部分は漢字を当てると強面。こわおもてとも読みます。相手を威嚇するような怖い顔のことです。ほくほくとあまいかぼちゃを食べるとそんな強面もやわらかくほぐれてしまうぞ、的な意味です。 全部ひらがなにしているのは、先ほどの強面は「こわおもて」とも読まれます。かぼちゃは硬いことでもよく知られる野菜ですが、煮物にすると柔らかく美味しくいただけます。漢字で南瓜と書くよりやわらかさ

チョンちゃんの思い出

「チョンちゃんが来たぞ!」 どこからともなく、誰かが教えてくれて、僕らは、いつもの小さな公園に集まります。 小学校低学年のころです。 「チョンちゃん」とは、紙芝居のおじいちゃんのことです。 誰が名付けたのかは知りませんが、「チョンちゃん」と呼ばれていました。 ***** 紙芝居は、当時としても、もう相当に珍しかったと思います。 チョンちゃんは、痩せたおじいちゃんでした。まるで、マンガに出てくる昭和のガリ勉学生のような、レンズが太くて丸い、黒縁メガネをかけていまし

自分で自分にスキしよう!

昨日初めてスキが0の記事が生まれた。 私は伝え方が下手で伝わらないことも多々あるかもしれないが、いつも常々自分を肯定しようと考えているし、時には主張もしている。そんな私であってもこの事実は何か自分自身を世界から否定されたかのように感じてしまう。 「スキが0? みんな分かってないね」「読んで貰えただけで嬉しいハズだ」「スキなんて気にしなくてもいい」などと虚勢を張ってみてもスキが0という事実から受ける苦痛を減らせるほどでは無かった。 スキが0になった理由は分かる。いや、分か

新しい「好き」に気が付いたから心の底から叫んでみる

なんてことだろう。長い間、新しい「好き」が見つからなかったのに、まさかこんなモノが好きだったなんて。 今日は白い目で見られるのも覚悟して、同士に届けとこの新しい「好き」を大いに叫んでみようじゃないか。 ◇◇◇ それは今日のnote記事に何を書こうかと思案している最中だった。 ふと耳が痒いなと耳を掃除しだした。その瞬間気付いてしまった。 「あ、私耳かき好きだわ」と。 私の耳垢は日本人に多いと言われる乾性だ。このタイプの耳垢は耳垢が存在せず、耳垢だと思われているのは耳

僕はただ、水のようにありたい

僕たちは、水にたくさんの恩恵を受けています。 生きるために水を飲みます。料理に水を使います。作物を育てること、電気を発電することにも使います。また、洗い物をする際や自分の体を洗う際など、沢山の恩恵を受けています。僕たちの生活になくてはならない存在です。 さらに、今は直接的に役に立っていなくても、水はただあるだけで、僕たちに安心をもたらします。 仮に、日本で日照りが続き、「全国のダムの貯水率が20%を切りました。今後もこの状況は続く模様です。」というニュースが飛び込んでき

「自分ダサいな。」って気づけてからが人生再スタートだっていう話

「まだ自分は大丈夫」、「やればできる人間だから」。普通に生きてて気づかないことがある。 会社を辞めて、晴れて無職になった時、あるいは生活費が底をつきそうになった時。現実を直視せざるを得ない状況。そんな時にどう考えるか。心に耳を澄ませて聞いてみよう。 会社退職、お金が尽きるまで 会社を辞めてから1ヶ月。時間に余裕ができて、これからどうするか、将来についてふと考えてみる。「まだ大丈夫。なんとかなる」、短絡的な思考の1つが頭の中で浮かび上がってくる。 元々夏休みの自由研究、