【日記のようなキュレーション】他人の物語りに気持ちを向けて
今日はお休み。昨日仕込んだこしあんであんバタートーストを作る。
数年前、たのしいあんこの本を買った。最初のほうに「この本の使い方」と書かれているのが好きだ。
最近の本の選定は、「読むもの」ではなく「使うもの」。だからといって実用書しか無いわけではない。思考から実践へと繋げられるものということなので、どのジャンルでも良いのだ。
たのしいあんこの本は、おやつのメニューが写真付きでたくさん載っていて見ているだけでワクワクする。それでいて、あんこ作りに必要な道具やレシピの手順なども丁寧に書かれている。
なかしましほさんはさすがだなぁ。おやつの先生みたい。
本の通りにやれば、あんこを作るのは難しくはないけれど手間はかかる。何度もお水を取り替えなければならないし、火加減もこまめに調整しなければならない。
今回はこしあんを作ったから尚更手間がかかった。
トーストしたパンにこしあんを適量のせ、バターは市販の雪印のやつを。少し薄めに切ってのっける。
作ろうと思った時も、食べている時もbuikのことを思い出していた。モーニングで理想のあんバタートーストを出してくれるお店。
今は行けないから自分で作る。
これも中々いいよね。
まだたっぷりあるあんこで「次は何を作ろうかな」と、もう一度本を眺めるのも良い時間。
さて、先週から始まったヨガのオンラインレッスンを受ける。60分もやると疲れが出てきた。
体は軽くなったのに、何だか疲れている。
そんな時は昼寝だ。
特に眠いと思っていなかったのに、ベッドに入ったら長く眠れた。
起きたら辻 仁成さんの滞仏日記が更新されていて、いつの間にか張っていた気をとかなくちゃと思った。
自粛生活だからちゃんとしないとと思い、いつも以上に食事に気をつけ、朝早く起き、ランニングに出かけていた。
ふと気づいた。自分はこんなにきっちりした人間じゃないんだよね。
健康を過度に気をつけるあまりに自分を疲れさせていたなんて。。
もう少しリラックスして過ごさなければ。
長時間じっとしていることに慣れなくて、映画は観ていなかったのだ。
「コーヒーが冷めないうちに」を見た。自分以外の誰かを気にかけている姿が描かれていて、たくさん泣いてしまった。
SNSが浸透して、自分の物語を発信することに偏りがちだけれど、映画やドラマのように他人の物語こそ気を紛らわせることができるのだと気づいた。
そしてアニメも観てみることにした。
「ドクターストーン」は、ある日人間がみんな石になってしまう。科学好きな高校生の主人公が3,000年後くらいに目覚めて、一から文明を作っていく話。
ネコジャラシからラーメンを作ったり、自然界にあるものから銅線を作ったりする。
そして敵は「権力を振りかざしてきた古い人間たちは間引く」っていう思想の持ち主で、戦うことになる。
今こそ「他人の物語り」に没入してみよう。
作ったつもりはなかったけれど、凝り固まったマイルールを変更だ。
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