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「海石榴 つばき」 by itomagazine

奥湯河原にあり、自然や落ち着いた空間を楽しむことができる「海石榴 つばき」。季節の旬の素材を活かした懐石料理はこの宿にくる楽しみの一つです。都会からもアクセス便利な奥湯河原温泉にある"泊まれる料亭"「海石榴 つばき」を今回はご紹介します。

2万坪の敷地内では四季折々の自然が楽しめる

神奈川県の奥湯河原温泉にある「海石榴 つばき」は湯河原駅からタクシーで7分ほどの場所にあります。


繁華街から離れた静かな場所に位置し、2万坪の敷地には、清流沿いに設けられた散策路があり散歩にもおすすめ。100種以上の椿が植えられた池泉の庭園はじめ、梅や桜の木が植えられていて、新緑や紅葉など四季折々の自然や陽の光をゆっくりと感じられます。

目的に合わせて選べる客室タイプ

客室は目の前に広がる箱根外輪山の稜線と眼下に広がる池庭で四季を楽しむ「本館」と奥まった渓谷沿いの千坪の敷地に、わずか5つの客室のみをしつらえた最高級客室「迎賓館」の2つのタイプがあります。

景色が主役となる「迎賓館 古金欄」は200㎡の広さを持ち、最上級の客室。特別の日のお祝いやおもてなし、家族の記念日に利用するゲストも多いです。部屋のどの場所からも、遮るものがなく日本旅館の真髄を体験できます。

迎賓館 光源氏は130㎡の広さで宿で唯一、特別に設えた茶室のある客室。セミダブルツインのベッドが置かれていて、窓からはお庭が見えます。

山々を望めるガラス貼りの檜風呂は冬の寒さを防ぎ、景色を見ながら湯浴みを愉しめます。

池庭の目の前に建っている本館のお部屋は目の前が池で涼しげです。その奥にはお庭、そして山が広がり自然を満喫できます。

本館の部屋は1階と2階で景色が異なり、2階のお部屋からは池庭を見下ろせ、山と空が目の前に広がります。

露天風呂が備わった客室もあるので、シーンや好みに合わせて選べるのも嬉しいですよね。

四季を味わう懐石料理

"泊まれる料亭"と言うように「海石榴 つばき」の夜のお楽しみは四季で変わる懐石料理。地元の新鮮な食材にもこだわり、見た目も美しく思わず見入ってしまいそうです。器も見事で、料亭旅館ならではのお料理をいただけます。

華やかな懐石料理に加え、国産サーロインステーキや伊勢海老の石焼、金目鯛の煮付けなどの特別メニューも事前に予約があれば提供してくれ、お祝いにもおすすめ。日本酒やワイン、ウィスキーなどお料理に合わせたお酒も豊富で食が進みます。

朝食は品数豊富な和定食。自社農園産ジュースからはじまり、お造りや焼き物など朝から豪華で大満足です。

明治の文豪が愛した温泉を愉しむ

夏目漱石など明治の文豪が愛した湯河原の湯は無色透明。柔らかい泉質が特徴で肌に潤いを与え、体の芯から温まります。「海石榴 つばき」は大浴場があり、緑豊かな庭園を望みながら温泉にゆっくり浸かれます。

露天風呂も備わっていて、ほのかな陽の光や風を感じながら日頃の疲れを癒すのも贅沢なひとときです。アメニティもしっかり揃っているので快適です。

ラウンジではお風呂上がりにぴったりなビールやゼリーのサービスもあるので、湯上がりに、まるで絵画のような景色と共にゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。

海石榴のサロンバー「酒中花」は他とは少し違った雰囲気。夜にライトアアップされた庭園を望みながらノスタルジックなバーでお酒を愉しむのも有意義な休暇の過ごし方ですよね。こちらは事前予約が必要です。

何もしない贅沢を味わう

自然や温泉、客室など、その空間自体を愉しみ、そして四季を感じる。夜は見た目も味も一流のお料理を味わう。そんな五感で体験できるおこもり滞在が叶うのが「海石榴 つばき」です。ただゆっくりと過ごす何もしない贅沢を味わいに訪れてみてはいかがでしょうか。

▼この他さまざまな"プロ厳選のお宿"のお写真や魅力を、instagramで紹介しています。ぜひチェックしてみてください。


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