休職期間を振り返って:かかりつけ医に伝えたこと
3月上旬から5月末までの約3か月間、人生初の休職をしました。その期間を振り返っています。
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今回は、休職の診断書をもらった日に、かかりつけ医に伝えたことなどの話です。
伝えたというか、訴えたというか……。
普通に「言いづらかった」が素直な気持ちです。
休みたいので、休みたいです。
って、言いづらくないですか?
でももう休まないと無理だ!
と思っていたので、まずその絶望を「社会人としての自分」「大人の自分」でねじ伏せたりせず、
まずはワァァァァ! という気持ちのまま、家を出て、電車に乗り、通院先へ行き、待合室で待ち、診察室へ入りました。
まずこれが大変って人も多いんじゃないだろうか。
なんかこう、服を着ないと外へ出られないみたいに、ある程度の理性をキープしていないと外へ出られないというか。
それができないなら、普通に外へ出られないというか。
なのでまず、ワァァァァ! となりながらも外へ出るのが第一関門。
第二関門が、お医者さんに「もう休まないと無理です、、、」ということを伝える時ですね。
前述の通り「休みたいので休みたいです」とストレートに言うことはできなかったのですが、
それでわけ分からなくなりながらこんなことを訴えていました。
シンプルに「休みたいしもう絶対休む」と決意しているのであれば、たぶんそれを言えてるんです。
でも言えてない。
たぶん「こんなこと言っていいのか」という迷いがあるんですよね。
だから「休んでいいのか分からない」。
これを添えると伝えやすかったです。
「いいんですよ」みたいな流れで、休職が必要との診断が下りました。
ここからは結構余談です。
第三関門の話……すなわち職場だ……。
これは会社によると思うんですが、わたしは上司=社長だったので、社長にLINE(LINEか電話しか連絡手段がない……)で報告。
みたいなことを書きました。
これは、通院の前に数日間、既に無理で数日休んでいたので、多少は言いやすかったです。
その後電話で「仕事がこんなふうにヤバくて、自分の健康状態がこんなふうにヤバイ。このままでは死にかねないので医者から診断が下りた」ということを恥を捨てて訴えました。
正直このへんは離職覚悟でした。
ここなんですよね。
上の態度によっては辞めるしかないかもしれん、という不安でそもそも休みたいと言い出せない。
今時、会社側が社員を辞めさせることって法律上はなかなかできないようになっていますが、
会社からあの手この手を喰らって自分の精神が耐えられなくなり、自主退職を申し出てしまうということってあると思います。
なので、休職の診断が下りてもその先に乗り越えなきゃいけない困難はありますが……
少なくとも、「休みたい」と感じた時の、お医者さんへの伝え方については、一つのケースとして誰かの役に立てば幸いです。
休めたとして、お金の心配があると思うんですけど、健康保険の傷病手当金や休職中の社会保険料・税金などについて、次回書きたいと思います。
いただいたサポートで、ちゃんと野菜を食べようと思います。