安心できる場所を自分で作るために

毎朝お線香を焚きます。

白檀の香りです。
要は仏壇で焚くお線香と同じ香り。

うちに仏壇はありません。
（親族の家にあります）

誰のために焚くでもないこのお線香の香りは、
自分のための香りです。

子供の頃、夏に毎年訪れていた祖父母の家も、
毎朝、同じ香りがしていました。

祖父母は父方も母方も、わたし（と妹がいます）を歓迎してくれて、
毎年夏に一週間ずつは滞在していました。

父方の祖父母も、母方の祖父母も、
今思うと我々が「孫」だからなんですが、
とても優しかったです。

祖父母の家では
親が喧嘩することもない。
自分の失敗で怒られることもない。

日中いつ出かけてもいいし、
ごろごろしていてもいいし、
好きなことをして遊んでいていい。

一年の中で、一番安心できた時間でした。
（とても甘やかしてもらった）

わたしはもう大人になってしまったけれど、
自分が安心できる場所を自分で作るために、

自分のために、
毎朝あの頃と同じ香りのお線香を焚いています。

白檀のお線香にも色々あるらしく、楽天で時々違う種類のものを買ってみてます。どれもいい香り

ここまでお読みいただきありがとうございました！

#日々の大切な習慣