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「Q&Aでマスターする民法・不動産登記法改正と司法書士実務」

皆さんこんにちは。伊藤塾講師の坂本龍治です。

この度、実務家としての活動において、
「Q&Aでマスターする民法・不動産登記法改正と司法書士実務」という書籍を刊行致しました(日本加除出版)。東京司法書士会 民法改正対策委員会のメンバーで作った共著です。

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タイトルからもわかる通り、内容は2021年4月に成立・公布された「民法等の一部を改正する法律」(令和3年法律第24号)、「相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律」(令和3年法律第25号)が、司法書士実務にどのような影響を及ぼすのかを解説した実務書です。もちろん、法改正の概要・ポイントの解説も内容に含まれています。

この度の改正は、物権法を改正内容に含むこと、不動産登記法を改正内容に含むこと、そして、所有者不明土地問題に対する抜本的解決を実現するための法整備であることから、司法書士実務に与える影響は非常に大きいと言えます。

具体的には、
・相続開始から10年を経過したときは遺産分割に制約が加えられる
・相続登記が義務化された
・いわゆる名変登記が義務化された
・登記事項が見直され登記申請情報に記載する事項が変更される
・所在等不明共有者の持分の取得や譲渡に関するしくみが整備された

など、まさに実務に直結する内容が多数あります。

実は坂本が本委員会に参加することになったのは、蛭町浩先生に背中を押されてという経緯があります。本委員会が日本加除出版から「Q&Aシリーズ」を刊行するのはこれで3冊目。その他、伊藤塾・弘文堂を通して刊行している「道シリーズ」も蛭町先生との共著。
蛭町先生にはお世話になりっぱなしです。勉強を通して恩返しをしたいと思っています。
また、伊藤塾の会社法・商業登記法分野を担当する司法書士杉山潤一先生にも、委員会メンバーとしてご尽力頂きました!
たくさんの方の支えを得て刊行に至った新書。
力作です!たくさんの方に読まれることを願っています。

専任講師 坂本龍治

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