<BACK NUMBER>「逃走中」を繰り広げた私から、みなさんへ
みなさん、こんにちは。
伊藤塾行政書士試験科の高木美雪です。
本試験から10日ほど経ちました。
木枯らしや初雪の便りも届くようになりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私にとって、この季節は毎年、涙涙の季節です。
パーソナルトレーナーメールやマイページの学習相談でご縁のあったみなさんから、別れを惜しむご挨拶や試験後のご報告をいただき、毎日うるうるしております。
特に、パーソナルトレーナーメールでご縁のあったみなさんとは、1年間、日々の葛藤やよもやま話を通じて、同志感覚でしたので。
今年も解答速報作りに携わりましたが、出だしから心を試される内容でしたね。
みなさんのこれまでの努力を想うと、少々怒りに似た感情すら覚えました。
その後、速報会にお顔を見せてくださった方たちもいらっしゃいましたが、心も体もゆるめてほしいなと、ただただ労うことしかできませんでした。
そして、そのしなやかな強さ、謙虚さ、向上心、私も見習わねばと。
とはいっても、なかなかできることではありませんし、今はできなくてもいいんです。
何を隠そう、私自身は試験後3週間、まるで鬼ごっこの「逃走中」を繰り広げたクチでして。
みなさんの今後のヒントになればと、恥を忍んでお話しましょう。
本試験後の私は、高得点だった模試との落差に震えが止まらなくなるほど、打ちのめされていました。
そんな私がとった行動は、試験に関係するもの全てから「逃走中」…試験当日もいつも通りに家事をこなし、黙々と日常をこなす。
でも、答え合わせをはじめ、伊藤塾のイベントやかなえ~るは全てスルー…笑
趣味のテニスでは、男子たちを的にスマッシュ、夜は手酌で梅酒をあおり…。
そんな「逃走中」を2週間ほど続けていたところ、応援し続けてくれた友人たちからお呼び出しが。
「私たちも受験を経てきているから、あなたの状況はよくわかる。でも、結果を知っても命取られるわけでもないじゃない?そろそろ現実に向き合うと、目の前が開けるかもしれないよ。積み上げてきた知識はゼロにはならないし。もし今回は残念だったとしても、そういう経験をしたあなたの方が、友達としていいなって思うしね。」
…むむむ、「逃走中」もそろそろおしまいにしようかな…ありがとう、友よ…涙
同じ頃、伊藤塾からもやんわり声がけがあり、現在に至ります。
同じような状況のみなさん、いらっしゃいますよね。
「逃走中」をおしまいにしようかなと思えたら、私たちとつながってみませんか…?
当時の私と全く同じ状況だと、まだこのコラムも読んでもらえないかもしれませんが笑
読んでくださっているみなさん、それだけでも前を向いている証拠!立派です。
みなさんの目の前は、時と共に開けます。拓いていけます。
大丈夫。
私たちは、みなさんの今後も応援していきます!では、また~!