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今日、ママ一緒にお風呂入れないの

数日前、また「こんなとき、他のお母さんたちどう対処しているんだろう?」と思う出来事があった。 
 
それは、生理中の子供とのお風呂。 
 
我が家では、夫が休みの日以外は毎日私が一緒に娘(2歳)と入っている。 
 
そして数日前、生理が来た。 
 
いつものように娘の身体を先に洗って湯船に浸からせておく。次に、いつもなら私も身体を洗って一緒に湯船に入るのだけど、この日は浴槽の外から娘に言った。 
 
「今日、ママ一緒にお風呂入れないの」
 
「え、どして?」 
 
「あ、あの〜。赤いのがねぇ、出てるから。さっき見たでしょ?ママのオムツに赤いの付いてたでしょう?」   
 
「え、やだ。ママといっしょにはいりたい」 

「ごめんねぇ。足だけなら入れるけどどう?」
 
「や、ま、ま・・・」 
 


 
うわ〜やばい、これは泣きそうだ。 
 
この口の時は間違いなく泣くやつだ。 

↑この口   


うわ〜くるぞくるぞ〜。 
  
 

 
「ママとはい゛りたかったぁぁァァ゛ア゛ーーー!」 
 
 
 
 
ぴゃーー。 
 
  


 
 
いつもはしれっと済んでいたのに、この日はどうしても一緒に入りたかったらしい。  
 
浴室だから、いつもの数倍泣き声が響く。 
 
あちゃーどうしよどうしよ。 
 
風邪引くと悪いからちゃんと湯船で温まってもらいたいし・・・。 
 
てか泣き声響きすぎ(白目)
 
と、とりあえず落ち着かせよう。 
 
ということで他に良い案が思い浮かばなかった私は娘を抱っこして、その状態でシャワーをかけ続けた。 
 
はたから見ると結構変な図である。 
 
でも、しばらくすると娘もだんだん落ち着いてきた。 
 
一旦落ち着いてくれたことに安堵しつつ、せっかく一緒に入りたいと言っているのにそうしてあげられないことが申し訳なかった。 
 

 
次の日、特に対策もないまま挑んだらまったく同じ展開になってしまった。(反省)
 
が、驚いたのはその次の日。 
 
「きょうもママ、あかいのでてるの?」  
 
と、娘から聞いてきた。
 
「え、あ、うん。だから今日も一緒に入れないの。ごめんね」 
 
「いっしょにはいれないの?わかったぁ」 
 
まさかの展開だった。なんちゅー物分かりのいい娘なんだと、我が子ながら感心してしまった。 
 
その次の日も、その次の次の日も。 
 
「きょうもママ、あかいのでてるの?」って。
 


 
 
生理が終わった昨日、娘がまた聞いてきた。 
 
「きょうもママ、あかいのでてるの?」 
 
「あ、今日はね、もう赤いの出てないから大丈夫!一緒に入ってもいい?」 
 
「いーよぉー!」 
 
「あざーっす!」  
 
満面の笑みで娘が言う。
 
「やっぱり、いっしょにはいるとたのしいねぇ!」 
 
キャッキャキャッキャしながらそう言う彼女が、すっかりお姉ちゃんに見えた。

この日はいつもより長めのお風呂タイムになった。

 
 


 

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