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2歳娘、小悪魔化

以前、娘が夫を部分的に拒否する話を書いたのだけど、相変わらず夫に対する娘のツンデレは続いている。 

むしろ状況は悪化していて、最近は「パパきらい」とまで言うようになった。 
 
で、先日、「パパきらぁい」とケタケタ笑う娘にこう言った。
 

「トトちゃん、そんなひどいこと言わないでよ、パパかわいそうだよ。それにさ、クリスマスプレゼント、誰がくれると思う?パパが買ってくれるんだよ?」   
 

それを聞いた娘、すかさず夫に抱きついて、
「パパだーいすき!♡」って。 
 
  
あ、あざとい。 
我が娘ながらあざといぞ。 
おぬしどこでそんな技覚えてきたんじゃ。 
  

 
この行為、冷静に分析すると実はすごい。 

まず、私の発言を聞いて「標的(夫)=自分にとって利益をもたらしてくれる人間」であり、「自分がやるべきこと=標的の機嫌をとること」と瞬時に判断し、「ありがとうパパ♡」といったシンプルなお礼の言葉ではなく、標的が最も喜ぶであろうワード「パパだーいすき♡」をこれまた瞬時にピックアップ、そしてトドメと言わんばかりにハグ(抱きつく)という身体的アプローチも追加したのだ!  

しかもこの行為、標的が自分に対してある一定以上の好意を持っていなければ「え、やめて」となりかねない。つまり自分(娘)に対する標的(父親)の愛情の深さを認識し、かつ自分の可愛さも自覚しつつ、この技が標的にとって十分有効だと確信した上で実行したことになる。 
 

結果、標的はデレデレ、自分は希望通りのプレゼントを手に入れる。 
  

なんという計算高さ!恐るべし2歳児!  
 
 
 
 
 

・・・まぁ実際のところなんも考えていないんだろうけどさ。天然でこれができちゃうのがこどものすごいところ。そして可愛い。
 
 
 
 

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