いつもより夫が頼もしく見えた朝の次の日の朝、見事に撃沈した夫を見て思ったこと
つまり今朝。
今朝の娘は、ごはんそっちのけで大いにはしゃいでいた。
そこで、昨日頼もしい姿を見せてくれた夫に、よぉし、ここはひとつ、今日もガツンとお願いしますよ先生!ってなノリで出動要請をかけたところ。
見事に撃沈していた。
夫が娘を説得する際に言っていたことは昨日と大体同じ。
ごはん食べよう、ルールを守らないと〜って、昨日同様、真剣に伝えていたのだけど。
娘、ガン無視。
にっこにっこ笑顔で「きゃあ〜!!」と言いながらテーブルの周りを走る走る。
結局、しばらくねばっても一向にごはんを食べようとしない娘に呆れ、夫はぼそっと、
「あーもう。俺、トイレ行きたいんだけど」
と言った。だからバトンタッチしてよ、とでも言いたげに。
え?
言っとくけど娘と一緒にいてトイレ我慢しなきゃいけないのなんてしょっちゅうだからね?
行けたとしてもついてくるからね?娘のせいで〇〇したいのにできないなんて、私の前で言わない方がいいよ怒るよ?
と思ったことを私がそのまま返すと、
「あ、はい、すいません」と小さくなり
結局バトンタッチして、夫はトイレへと消えた。
そしてその後は、波平、あるいは野原みさえことわたくしItoの「いい加減にしなさーい!!」という雷が落ちて娘は大人しくごはんを再開した。
で、雷を落とした後、ちょっときつく言いすぎたなと思い、「きつく言ってごめんね、パパもママもトトちゃんとごはん一緒に食べたいんだ。明日は遊ばないで一緒に食べてくれる?」と言うと、
「はぁい!」と元気いっぱい返事をしてくれたのだった。返事だけは100点満点……。
とまぁ、そんなことがあったので。
今日、昨日の記事にいただいた、
「パパさん、素晴らしいですね!」
「すごいです!」
「素敵なご主人!」
「ご主人に弟子入りしたいです!」
という夫大絶賛のコメントたちを読みながら、あまりにも対照的すぎる今朝の撃沈っぷりを思い出し、ひとりで笑った。
(皆さん素敵なコメントありがとうございました!夫に伝えたら照れていました。)
でも、育児ってこういうもんだよなと改めて思った。
昨日は通用したアプローチが必ずしも今日通用するわけなんてなくて。
「この前はこれでうまくいったのになんで?」って場面の方が圧倒的に多い。
絶対的な「正解」なんてなくて、
毎日毎日「正解」が変わる。
娘が生まれてから今日までの971日間、ずーっとそうだった。
そしてこれからもずーっとそうだと思う。
そうですよね諸先輩方。
感情のある生きている人間を相手にしているんだからそんなの当たり前だと思う。
「正解」がない、
だから育児はおもしろい!!
と言い切れる余裕は、夫以上に撃沈しまくりの私には正直まだないのだけど、
夫と一緒に娘の成長を見るのは、何事にも代えられない幸せってことはたしかだから
これからも協力して、娘にとっての「正解」を一緒に探っていけたらいいなと思う。
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