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サックスでパーカッションもやってしまうぞ !   Paris Recording -15


サックスのキーは実にいい音がする
キーを閉じる時に敢えて勢いよく !  アルト・テナーはボンゴ?  バリトン・バスはコンガ?
目を閉じれば・・、
・・まさか、サックス?
鳴るだけでなく独特な味も・・

よし ! 、  ・・ならば、と。
サックス3人でパーカッションも演っちゃおう !!
新たな “パリのリズム隊 “、ということで「parhythm」

あんなこんなを予想して、部分アレンジをドラマーでもあるクラウス・スオンサーリに依頼。
わざわざNYから来てもらい、 ・・ふたりでアイデア合戦

ココを抜いて、指で叩いてみよう !   とか。
見つけたぞ !
マウスピースに息だけ吹き込んで・・、ワイヤーブラシだ !
息吹き込まずに普通に演奏 !! ・・なんと、音程のあるタップダンスだ !!

それって、あまりにメンバーに申し訳ないんじゃない?
という、突飛なアイデアまで・・

振り返ると、テナーのシモン、次の曲に備えて・・
サックスを抜いた筒の部分を黙々と叩いている、指で。
「指が真っ赤だ、大丈夫?」
コップに水入れてきて「これで冷やす?」
新パーカッショニストの3人、ありがとう。

サックス奏法では
「いつものことだからどうってことない」と言わんばかりの
深い音色と痛快なアドリブソロ !
  ・・凄腕迫り来る。

こんなことまで受け入れてくれるパリの現場、すごくいい。


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