こんな方のお役にたてます！（インサイトマップでできること）
こんにちは！
「トコトン・ダイアログ」
対話ファシリテーターの長岡まりです。
前回は、
インサイトマップで大事にしている
考え方
「クライアント主体」
について書きました。
今回は、
①インサイトマップでできること。
②こんな方に使ってほしいな・・
③得られる副次的効果について
書いてみようと思います。
まず、①のインサイトマップでできること。
・もやもやしたり、考えても答えがでない。
・そもそも何を悩んでいるかもわからない。
・自分自身のことがよくわからない。
・とにかくスッキリしたい！
・誰かに話しを聴いて欲しい。
・頭の中を整理したい。
こんな方・こんな状態にある方
にオススメです。
私たちは、日々色々なことを考え、
悩んでいます。
その「悩んで」いて答えがでないことに
ストレスを感じたりします。
もやもやした状態が続くのは
シンドイもの。
堂々めぐり状態から、
頭の中を整理する。
言語化・見える化したものを
俯瞰して見てみる。
すると
頭の中で考えていた時に
見えなかったこと
に気がつくのです。
「ああ。そうだったのか！」
これがわかるだけでスッキリします。
クライアントでこんな方がいらっしゃいました。
（ご本人の許可をとっています）
30代半ばの大企業の会社員の男性で
社内での評価も高く、30代半ばにして
部長職についていらっしゃいました。
会社は、好きだし、会社内での仕事も
満足している。
けれど、10年くらい前から
「会社を辞めようか悩んでいる」
「ずっともやもやしている」
とのことでした。
辞める理由が見当たらないように
思ったのですが、
インサイトマップをやっていると
その理由が見えてきました。
ひとつは、
新入社員の時に
ずっと同じ会社で働くことはしないと決めていた。
だから10年たった頃から
いつ辞めようか？
とずっと考え続けていた。
もうひとつは
娘が障害をもっているので、
障害者の力になれる仕事をしたいと
思っている。
主にこの2つの理由があり、
会社をいつ辞めようか？
もやもやしている状態だったのです。
けれど、インサイトマップの中で
会社を辞めなくても
今の会社にいながら、
自分のやりたい仕事を
やる道があるのでは？
と気がついたのです。
むしろ、
会社は大好きだから
この会社の中で、
会社にも障害者にも役に立つ仕事を
できる可能性があることに
気がついたのでした。
「そんな道があったんだ！」
「それこそが、自分のやりたいことだ！」
と。
「10年来のモヤモヤが解消され、
腹落ちし、スッキりしました！」
と心からの晴れやかな笑顔を
見せてくださったのです。
その後、彼は、すぐに会社の上司に
自分の想いを話をして
会社内で、
障害者サポｰトの部署を立上げ
その責任者になったと聞きました。
今では、その責任者として
やり甲斐をもってイキイキと
働いているようです。
「会社を辞めるか、辞めないか」
がテーマだと思っていた葛藤が
実は、本当のテーマは
そこではなかったという実例です。
このように
ずっと悩み続け、もやもやしているけれど
答えがみつからない。
動けない。
という場合
葛藤のテーマが
本質からずれている場合が多いのです。
そのズレには、
自分ではなかなか気づけないものです。
なので、
インサイトマップで
陰も陽も
頭の中にある言葉を全て外に出し、
文字にして見える化し
俯瞰してみる
ことで、気がつけるのです。
この方の場合
俯瞰してみてみたら
・会社が大好きで
・本当は辞めたくない
・辞めないと自分のやりたいことはできない
という思い込みがあった。
辞めたくないのに
辞めなきゃいけない（思い込み）
があったので、
なかなか答えが出せなかった。
会社を辞めなくてもいい。
やりたいことを会社にいてできるんだ！
と気がついたことで
即、行動に移せたのです。
こんな風に長年悩み続け
でも答えがでない葛藤に
インサイトマップは、本当にオススメです。
もうひとつ
③得られる副次的効果について
「なんで自分はいつもこうなんだろう・・」
と自分の中の自分への
自己嫌悪や自己否定にも
「そういう自分がいたのか！」
「だからいつも動けなかったんだ！」
というような気づきも生まれることが
多いのです。
これも気づいたことでスッキリし
動けるようになった方も
多くいらっしゃいます。
ここについては、次回
もう少し詳しくお伝えします！
今回も長くなりました。
次回は、
③得られる副次的効果
「自分の中にいるどんな自分も受入れる」
について書いてみようと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました！
「トコトン・ダイアログ」
対話ファシリテーターの長岡まりでした。
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