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その先どうなっていきますか?(ストーリー)もやもやを言葉にする。

こんにちは!

「トコトン・ダイアログ」対話ファシリテーターの長岡まりです。


今回は、「インサイトマップ」はどんな構造でつくられているのか?
の続きの詳細な解説の第2回です。


インサイトマップは大きく3つのステップでできている

①内面の理解
②自己の理解
③自己の実現

1つのステップにそれぞれ4つのプロセスがあり
全部で⑫ステップで構成されているとお伝えしました。


前回は、
①内面の理解の最初のステップ
①テーマを決めるを解説しました。

テーマをきめたら次は
②ストーリー

ストーリーとは、内面のモヤモヤを言葉にすること。
インサイトマップの一番肝になる部分です。


真ん中にテーマをおいたら、
そのテーマから放射状にマス(28個)を埋めていきます。
マスは、陽と陰それぞれに別れ放射状になっています。


どういう風に埋めていくかというと

例)転職する(陽)転職しない(陰)
テーマ陽(転職する)

→問い①転職するを選択するとその先に
   どんな良いこと(ポジテイブなこと)がありますか?
   ②更にその先にどんな良いこと・ポジテイブなことがありますか?


その先に起こる「良いこと(陽)」を言葉にしてもらいます。

私たちの思考は、
「良いこと(陽)」→「良いこと(陽)」→「良いこと(陽)」と
繋がりやすいので、これは、言葉にしやすいのです。

みなさんがなかなか言葉にしづらいのが

陽(良いこと)がある一方で起こりうる陰(良くないこと)
陰(良くないこと)の一方で起こりうる陽(良いこと)

です。


これは、通常、
良いことの先には、良いことが続く
良くないことの先には、ずっと良くないことが続く。

と思考のクセがあるので、
逆を考えるのはとても難しいのです。

普段考えていない・考えられていないことだからこそ
考える価値があるのです。


顕在意識=日常的に考えている、意識している
潜在意識=日常的に考えていない・無意識

でいうと潜在意識にスポットを当てる作業と
いったらいいでしょうか・・。


この考えの元になっているのは

「人生万事最奥が馬」

の思想です。

「陰陽は繰り返す」

悪いことがあるとその先、ずっと悪いことばかりが続いていく。
良いことがあるとずっとうまくいくと思ってしまう。


実際は、
「あの良くないことがあったから、
 次のステップに進めた」

「良いことが続いたから気が緩んでしまい、
 良くないことを引き起こした」

 

などと陰と陽は繰り返している。と
経験を通じて私たちは知っているのですが、
思考は、そう簡単に切り替わらないのです。

なので、インサイトマップでは
陰陽の起こりうる全てを言葉にして
書き出すことをするのです。


言葉にして見える化できてはじめて

「ああ、自分はこれを恐れていたのだ」
「自分が本当に望んでいるのは、これなんだ」
「あまりにも楽天的にものごとを捉えているな」
「陰にとらわれてネガテイブな思考から抜け出せないんだ」

様々な気づきが生まれてきます。

インサイトマップの肝になるのが
ストーリーなのだと思っています。

自分の内面で考えていることを
言葉にする作業は、思いのほか大変だったり
楽しかったり、気づきが生まれたり・・。

インサイトマップ全体の2時間半の中で
1時間をかけて紡ぎ出す内面の言葉は
その人らしさの結晶のように思えるのです。

長くなったので、③境界線を引くは次回!

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました!

「トコトン・ダイアログ」対話ファシリテーターの長岡まりでした。

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