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協力と連携を深めるための戦略:震災から学ぶチームビルディングの教訓

『自走するチームの作り方』著者で、チームビルディングコンサルタントの伊藤じんせいです。

部下とのコミュニケーションに困っている上司の方に役立つコラムを日々、投稿しています。

年始から能登半島で発生した震災のニュースは、私たちに改めて自然災害の恐ろしさを思い出させました。

私も数十年前のことなので、普段は思い出すことも少なくなりましたが、阪神淡路大震災で経験した記憶が鮮明によみがえってきました。

阪神大震災のときには、困難な時期には、人々の絆の強さが特に際立つということを体感しました。

私の家の近所の避難所では、多くの人々が夜間の見守りを行うなど、不安と恐怖の中で支え合う姿が印象的でした。

私の体験では、震災直後に、住民同士で非常に良いチームが形成されて、避難所での生活も苦しくはありましたが、何とか乗り越えることができました。

一方、今回の能登半島の地震では、震災の混乱の中で、ストレスにより間違った行動を取る人もいたと報じられています。

避難所でののぞきや性加害問題が報じられたのも、その一例です。

もちろん、阪神大震災のときにも、そういった人はいたのでしょうが、当時は、あまり報道されていなかっただけかもしれません。

しかし、私の避難所においては、そういった問題は起きていなかったと明確に記憶しているので、当時のチームが本当に良く機能していたのだと、改めて、思いました。

このような事態を防ぐためには、日頃から地域や人々との連携が重要です。

災害時においては、互いの支え合いが安全を守る鍵となります。

また、情報の共有が適切な行動を促します。

震災は、私たちに多くの教訓を与えてくれました。

私達は今回の教訓を生かして、より安全な社会を築くために、地域や人々との連携を深めていく必要があります。

また、日頃から災害に備えた組織を準備していくことの重要性も忘れてはなりません。

最後に今回、震災で被害に合われた皆さんの地域が一日も早く復興し、日常を取り戻すことができるのを願っております。

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