"苦手な人ループ"に入ってしまったが最後
この前苦手な人から、「先週の飲み会楽しかった?」と突然聞かれた。
先週の飲み会?
たしかに先週の金曜日に飲み会があったような気がするけど、そこにこの人は参加していたわけではなかった。ああ、たしかその日にこの人から飲みに誘われて、「別の飲み会の予定があるから」と断ったんだっけ。
では、この人が別に自分が参加しているわけではない飲み会が楽しかったかどうか、僕にわざわざ聞いてくるのはなんでだろう。「おれが誘った飲み会を断って行く別の飲み会は楽しかったかよ」って意味か?さては怒っているのか?でももともと予定として入っていたし、その場合そっちを優先するのが自然じゃないだろうか。でも、仮に誘われた順番が逆だったとして、気心の知れた友人の誘いよりその苦手な人の誘いを優先していたといえるだろうか。正直わからない。
でも今問われているのは「先週行った飲み会が楽しかったか」なんだから、いったんそれに答えよう。素直に答えて怒られるなら、甘んじて受け入れるしかない。どうにもならない理不尽をいかにやりすごすかが社会人の必須スキルらしいし。相変わらず社会人、無理だな。
「楽しかったですよ~」
「へえ、二次会とか行ったりしたの?」
追撃!?まさかの追撃があるの!?
いやいや、行ってない飲み会の二次会の有無、ひいては他人の参加の有無まで聞くメリット1mmでもある!?やっぱり怒られるのかな……人の誘いを断って行く二次会で飲む酒はうめえかよ?ってことかな……。
こわい。もうこわいよ。
逃げよう。はやくここから立ち去ろう……。
「はい、行きました!あ、ちょっと急ぎの用事あるのでこの辺で!失礼します~」
そして速攻でその場を後にする僕。
なんて華麗な戦線離脱。
立ち去った先で、たまたま仲の良い同僚に遭遇した。
あ、苦手じゃない人だ!
はぁ~安心するな~。
「あ、いとくんおつかれ~。先週行くっていってた飲み会はどうだった?楽しかった?」
「めっっちゃ楽しかった!いや聞いてよ、二次会があったんだけどさ、」
───────────────
こういうの、ほんとに気をつけた方がいいんだと思う。
一度、"苦手な人ループ"に入ってしまったが最後、仲良くなれない理由の半分以上はこっちに原因があるんだろう。
でも、ちゃんと話してみようとしてもやっぱりどこか会話のリズムが噛み合わなかったり、なんだかんだ相性ってあるんだとは思うけど。端から苦手モード全開でいくのはあんまりよくない。
────────────────
カレードリア。
昨日のnoteで料理の写真は撮らない云々言ったから、今日は撮った。そうやって一生手のひらを返し続けていくスタンスでしか生きていけないのかもしれない。
一度決めたことを貫き通そうとすれば、noteで書けることが減って苦しくなって、「毎日noteを更新する」という一度決めたことを貫けなくなってしまうパラドックスに陥る気がする。そんな自分は可哀想で見てられない。美味しいカレードリアについたチーズの焦げ目だけ見ていたい。
────────────────
kurashi/シベリアンフィッシュツリー
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?