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『夏休みの宿題』とは

 小学校1年生の息子を持つお母さんです。

夫婦共にフルタイムで働く家庭で、帰宅時間も19時以降。息子の小学校の事は、毎日出される宿題の見直しと、2021年にもなった今でも紙ベースでじゃんじゃん配られるお便りの整理だけで精一杯。

小学校になって初めての夏休み。噂には聞いていたけれど、1年生でも「夏休みの宿題」のボリュームは容赦なく、ワークはもちろん、読書感想文、絵画、人権作文からいじめ防止標語、絵日記、お手伝い記録等多岐に渡る。


『子供の宿題は親の宿題みたいなものよね』


と言って毎年読書感想文と絵画をこなす筆者の友人たち。

でも…


何かおかしくないですか?


そもそも宿題って自分でやることに意味があって。先生としては親が付きっきりで見ることで親と子のコミュニケーションだと思われてるかもしれませんが、今の時代完全専業主婦/夫でつきっきりで子供の宿題に付き合うことができる家庭って何パーセントなんでしょうか。

小学校高学年にもなれば、自分で人権作文の課題を読んだり、読書感想文が何なのかなど理解して取り組めるかと思います。有名私立のお受験小学校ならまだしも、田舎の普通の公立小学校に通うピカピカの1年生が、人権作文や読書感想文を自主的にこなすことができますか?

もちろん、フルタイムワーカーの両親家庭も、休日に子供の宿題を手伝ってあげればいいじゃないかと思われるでしょう。

でも貴重な家族の休日を、気の乗らない息子を何とか説得して何時間も机に座らせ、ここは何て書いてあるのかな、そこはそうじゃないよと言ってただただ宿題を終わらせるために過ごすのか…いや、私なら、せっかくのお出かけ日和だから、今日は皆で○○に行ってみよう!と楽しく過ごしたい。

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「1年生は宿題をすべて失くすべきだ!」


と言ってるわけではありません。ただ、親が終始付きっ切りでなくても自分で考えて取り組める内容に変更していただけないでしょうか?

特に担任の先生方であれば、担当している学年の理解力等を把握してくださってるかと思います。(そう願っています。)

1年生から6年生まで一律の宿題ではなくて、せめて学年別、学習状況別等で作成してもらえませんでしょうか。

これはきっと共稼ぎフルタイムワーカーだけの願いではないはず。パートタイム主婦/夫、専業主婦/夫家庭でも、ただただ無理強いな宿題時間が軽減されれば、家族でアウトドアに出かけるもよし、早朝ランニングもよし、夜は毎晩天体観測もよし。

きっとそう言う親子の触れ合いの方が、将来の子供の可能性を広げるんじゃないかなと信じています。



#宿題 #子育て #教育 #教育移住 #子供 #夏休み  

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