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実務経験なしでAWSソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)試験に確実に合格する方法

※2023/1/8
 本Noteの価格を見直しました。
 書籍1冊以上の価値は提供できますので、ご購入頂けると嬉しいです。

みなさん、こんにちは
IT企業に勤めています「まんちゅ」です。よろしくお願いします。

このNoteはAWSの実務経験(設計、開発、運用など)なしの状態で、
AWS ソリューションアーキテクトアソシエイト(以下、SAA)試験に確実に合格する方法をお伝えします。

前半で、試験の概要、なぜ難しいかを説明し、
後半で私が実際に行った具体的な試験対策方法をお伝えします。

AWSに興味があり、AWS SAA試験に挑戦したい方を対象としています。
もちろん、1度挑戦して不合格になってしまった方にも役立つ内容になっています。
このノウハウを使って、ぜひ合格しましょう。


■試験の概要
 AWSはAmazon Web Serviceの略で、2006年に開始されたクラウドサービスプラットフォームです。
 AWSには100を超えるクラウドサービスが提供され、認定試験制度があります。

 AWS ソリューションアーキテクト アソシエイト(SAA)試験は
 AWSサービスを用いてセキュアで堅牢なアプリケーションを設計および展開する方法の理解度を評価する試験です。
 平たく言うと「AWSサービスを理解しており、AWSを使用し、顧客の課題を解決できる」レベルかを問う試験です。

 受験料は15,000円(税別)で、試験時間は120分です。公開されていませんが、問題数は65問でした。
 全て選択式の問題で、ほとんどが一択、稀に二択があります。試験会場のPCを使って受験するタイプです。
 1000点満点で720点合格です。申込みはAWS公式ページで行います。
 
 AWSを触ったことがない・クラウドプラクティショナー(*1)の資格をもっている・
 IT企業勤務の私からすると、基本情報技術者試験と同等か、それ以上の難易度でした。

(*1)認定試験制度には「クラウドプラクティショナー」試験というAWSの基本知識を問う試験もあります。
   もし基礎の基礎から学びたい・クラウドプラクティショナー試験から挑戦したい方は、
   別のNoteがありますので、そちらをご覧ください。

   <AWSを触ったことがなくてもAWS認定クラウドプラクティショナー試験に確実に合格する方法>


■なぜ難しいのか
 なぜ難しいのかを説明する前に皆様にお伝えしたいのが、
 
  私はSAA試験を「7回」受験し、7回目にしてようやく合格できたということです。

 頭悪すぎだろと思われた方、正解です!笑
 この試験は攻略法がないまま挑戦しても合格できません。
 「AWS SAA試験 勉強法」などで検索できる内容で挑んでも太刀打ちできません。順に説明します。
 
 難しいポイント1 対策方法が確立されていない。

 IPAが行う情報処理技術者試験の場合、本屋さんに行けば、
 参考書、問題集、過去問、DVDなど対策の資料が数多くあります。
 ただ、SAA試験は出ていて5,6冊程度。それもどれをやれば合格できるかもわからない状態です。
 (具体的なおすすめ書籍は後述します。)

 例えばこの本(『合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト』)。私は「青本」と読んでいるのですが、
 この本を完璧にしたところでせいぜい5割取れるか取れないか(7割2分で合格)です。
 もちろん個人差はありますが、適当に選んだ対策本を1冊やりきったくらいでは合格できません。

 また、ネットに記載されている対策方法も曖昧なものが多いです。
 その合格者のバックグラウンドがわからないので、なんとでも書けるのです。
 例えば、クラウド案件に携わった経験があり、システム開発については10年以上経験がある方からしたら
 SAA試験は少し学習するだけで、合格できます。
 そういう熟練の人が対策方法を公開するので、できない人(過去の私)がよし!この人の言う通り対策しよう→不合格となるのです。

 

 難しいポイント2 試験問題が回収され、正答がわからない。

 実はこの試験、問題が回収されます。
 テストセンターのような試験会場で、受験用のPCで受けるタイプなので、
 問題を後で確認することができません。
 また、私は8割超えで合格しましたが、どの問題が正解で、どの問題が不正解だったかもわかりません。
 なので、何度受けても合格できない人は合格できません。

 なぜ回収するかは、暗記させるのを防ぐためではないかと考えています。
 前述の通り、SAA試験はAWSサービスを用いた課題の解決を問う試験です。
 機械的に解かせるのでなく、考えさせたいのが、Amazonの意向ではないかと推測しています。

 いずれにせよ、正答はわからないので、対策方法を考えなくてはなりません。

 一筋縄ではいけないことはご理解いただけたかと思います。


では、
7回の受験で得た知見を<準備編>、<基礎知識編>、<演習編>の3つの章に分けて解説していきます。

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