見出し画像

生きづらさと共に!NO.10 88歳の義母が一番、この家の中で元気なのではないか??

今日から、ショートステイにお世話になるので、朝から片道40分ほどの道のりを往復。

義母は、よく食べ、よく笑い、よく寝る。
そして、デイケアや、病院、デイサービスとなると、家にいる時は、デイケアや、ショートステイの愚痴っぽいことも言いながら、最近は自分から起きてきて、行きたくないとは、最近は言うこともなく、朝から、人一倍顔を洗い、3本しかない自分の歯をとても時間をかけて磨いている。

洗面台の周りは水浸しに毎回なりながら、朝から1番この家の中で張り切っている。
私たちよりも長い時間をかけて洗っているし、それが、義母のルーティンである。

以前、介護をしていた、4〜5年ほどの間は、そういうことを注意していたが、今回の介護は私も、家族も受け容れ、存在価値を認めているからこそ、ある程度自由にさせている。

ショートステイに行った時は、そんなに洗わないと言ったが、結局、頭から首のあたりまで洗っていて、連絡ノートに書かれていた。 
施設の方、すみません…

なので、義母には、そんなに洗わなくて良いよとは言ったが、義母は、施設では洗ってないと、普通に言った。
もう、聞かなかったことにしよう。

義母の性格上、妥協をしない、こうと決めたら、努力を惜しまない、そのことを誕生日大全で知ってからは、よほどのこと以外は、義母本人が納得するまでやらせている

今朝は、お決まりの、みきゃんのお手玉をまた、施設に持って行ったのだけど、次男が買ってきたお土産と言って、相変わらず、孫の話になると嬉しそうである。

いやいや、それは、嫁の私が、愛媛から大分に渡る前に慌てて、お土産を買ったうちの一つだよ!と心の中では思っているが、濁らせた言葉で、その場をおさめた。

嫁の立場は、孫の立場よりも弱々しい。
そんなもんだろうか…

孫が買ってくれたと思い込んでいて、しかも、それはお手玉だと、何度も言ったのだけど、すぐに忘れているようで、それで、腰とか足とかを摩ると、よく効くからと、この前、腰を摩ってくれと、実の息子である私の夫に言ったらしいが、断られたと、夫と義母と、私がいる時に義母が言っていた。

その場にいた夫は、ゲラゲラと笑っていた。
夫はもちろん、私の話を聞いて知っているし、お手玉だと知っているから…

義母は、孫が買ってくれたと思い込んでいて、しかも、摩ると、痛みが消えるという、おまじないまでかけている。

ショートステイでお世話になる施設に行く途中、車の中で、話をしていると、義母のお腹に長男がいた時に、この家から実家まで歩いて帰った事があったらしく朝早く出て、夜遅くに着いたというくらい、何十キロかあるところに妊婦の体なのに帰ったらしく、『私も意地のあるけんねー』と言っていた。
舅さんは、義母には意地悪かったらしく…

どんだけだよ!私にはそんな意地はないし、義母はある意味、自己肯定感有り有りだし、本当に私とは真逆だなと改めて思ったのであった。

義母でも、ネガティブな事は結構言うが、良い方向に持っていくのも、嫁の仕事である。

梅雨は、やっぱり気持ちが少し滅入る、というか、考えてしまう、悩んではいないが、やる気が起きなかったりする。
天気のせいかとも思うが、心は常に色々な事で動いている、人の言った言葉で傷付き、人の言った言葉で励まされ、人の言った言葉で、嬉しくて泣きたくなり、人の言った言葉で悲しくて泣けてくる。

音楽を聴いて、心に響いたり、自然に心がジーンとしたり、元気をもらい、そんな今日がとてもありがたい。

こんなやる気のない自分にも○をして、これでも良い、こんな時は少し体を休めて、少しダラダラもしても良い。

それからでも充分。

夫もいつものように仕事、娘も、いつものように学校に行った。

それでも、88歳の義母が1番、この家の中で元気ではないか??と思う程である。

義母の元気に生きようとする姿は見習うべきところである。

今日も最後までお読みいただき、心よりありがとうございます^ ^

この記事が参加している募集

おじいちゃんおばあちゃんへ

これからの家族のかたち

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?