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#4 一つの大きな成功をおさめたいのなら 五十の小さな失敗を経験しよう


この言葉は私自身にも言い聞かせていつつ、なかなか実行できていないことでもあります。

社会起業家でコンサルタントのIさんや、教育系コーチングの第一人者であるH先生が似たようなことをおっしゃっていました。

私自身も教育系のイベントやセミナーでお話しする機会があるときには「先回りして失敗させるようにするのではなく、自分で考えて、選択して、行動した結果、たとえそれが一時的な失敗だったとしてもそこから学ぶことはある」という話をドヤ顔でするのですが、じゃあ、あなたはどうですか?と聞かれると実践できていないよね、、、というのが実情です。

失敗ってこわいものですよね。
できれば最小限の失敗でとどめたいというのは人間だれしも持っていると思います。私も本当にそういうタイプの人間です。

でも、よく考えてみたら生まれたばかりの赤ちゃんは何も教えないのに泣く、飲む、排せつする、呼吸するなどをすでに習得しています。
その後は周りの人をみて、真似をすることで、できないことが少しずつできるようになっていきます。
このとき、「歩けなかったらどうしよう」「しゃべれなかったどうしよう」という考えは、赤ちゃんの中にはきっとないはず。

人間は時間が経つと知識が生み出されてしまうがために、おそれというものを習得して、「危ない橋を渡らないようにしよう」という思いに変わってしまいます。

ただ、困った時に先回りして助けてもらってばかりいると、いざとなったときに困るのは自分。私自身もそういうシーンにたくさん遭遇しています。

なかなかエイヤ!と飛び込めないかもしれませんが、それでも、小さな一歩を踏み出し、小さな失敗を重ねることで少しずつぜんしんしたり、転びかけても一段前の位置に戻りやすくなる状況を作っておけばいいと思います。

いきなり大きな目標をたてると、ぶつかったときの跳ね返りがすごく、大けがにつながってしまいます。
目的地というと大きなゴールに向かうまでの間に小さな階段を何十段(ここでは50段)も作っておいて、1ミリおばさんスタイルでスモールステップを踏んでいけば、時間はかかるようにみえて、実は最短コースでゴールに到達するかもしれません。しかも、それまでに失敗という財産をいくつも積み上げているので、それ以外のことをしていこう!と考えればいいのです。

と、えらいさらっと書いてしまいましたが、、、私も実践してみます。

そういえば、ある先生がこんなことをおっしゃっていました。

「社会勉強の一環として、大学2年になったら起業してみる。そして、3年になったら廃業させるの。そうすると、4年時で就職活動をしたとき、面接でその話になって、内定が取れやすくなる。なぜかというと、起業を経験したことで事業計画の立て方、人の使い方、お金の使い方をすでに学んでいるから強い、となりますよ」

学生時代であるからこその、起業ラボ。
実りある経験になると思います(^_-)-☆

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