寛解まで目指す日記_3


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■投薬治療(~7日目)

トリンテリックス君をしばらく飲み続けている.
本日で無事に一週間を迎えた。
私の場合、服用直後の副作用は完全に消えた。
(ただ不思議なことに翌朝以降、ふとした拍子に「ヴェッ」って顔を出す。吐き気がにじり寄ってくるので、適宜冷たい水でごまかす。水の摂取量が増えたのはいい事だ)
私は同じことを続ける、「継続」というのがけっこう苦手なため、ただ薬を飲んでいるということでも続くのはえらいな、と思う。
ダイエットだって続いたことがないのに。
(吐き気の副産物なのか、生理明けで水分が抜けたのか(おそらく後者)
この1週間で2キロ体重が減った。ラッキー!ぐらいに思っておく。)

副作用として吐き気は許容できる範囲までおさまったが、
もう一つ、ちょっと困ったことになった。
トリンテリックスは夕食後の服薬を指示されているが、これがどうにも、深夜のハイテンションの原因になっているような気がする。
もともと夜行性ではあるが、それにしたって最近の私は元気すぎる。
体や目が眠いのは分かるのだが、なんだか楽しくなってきて眠れない。
いわゆる、軽い躁転?なんだろうか。
いつも寝る前は鬱々として眠れず、虚無顔でスマホをぽちぽちしていたのが、非常に楽しい気分で不眠となっている。
どちらにせよ眠れないのなら、気分はとてもいいので治したくない、というのが正直なところ。(良くないとは思う)
私は睡眠薬も一緒にもらっているが、深夜の「ハイ」を見越して睡眠薬も出されているのなら、現代医学はすごいなあと思う。

まつげの女医さんは、私のヒアリング後に「鬱病に対するアクションは確立されている、投薬、休養だ」と言い切った。
(私は最初から決め打ちでかかられたのでちょっとムッとした)
でも、たしかにこの1週間、医者にとっては分かり切ったレールの上を歩かされている気がするので、たしかに鬱に対策は確立されてるのかもなあ。
回復へのレールがあるというのは、私にとっては少なからず安心材料だ。
この方法で回復した人が少なからずいるということ。私は少なくともあと1週間、それを信じるしかない。
このレールが合わないなら一緒に模索していくしかない。

とりあえず散財が怖いので、夜にネット通販をすることはやめることにした。(うつ以前から散財がストレス発散方法だったので…)
気持ちが大きくなっているので、なんだか大きな買い物をしそう。テレビかポッピンアラジンがほしいと思っている自分にちょっと恐怖。


■これも副作用?

あとは、1週間、ずっと体がポカポカしている。体温が上がっている気がするし、ご飯を食べている最中汗が止まらなくなった。
代謝があがる作用でもあるのかしら。もしそうならちょっと困る。

もともとアトピー性皮膚炎のケがある私は、高校生まで全身が真っ赤に荒れていた。アトピー性皮膚炎を経験した人は分かるかもしれない。体が熱くなったり、血流が活発になるとかゆくなる。だから水風呂やシャワーが必須だったし、自分の汗に負けてただれることもある。
(だからすぐに冷やせない+洗い流せない体育は大っ嫌いだった)
例に漏れず私も発熱すると全身がかゆくなるタイプなので、これは思わぬところで己の皮膚炎と再会するかもしれない、と思った。すでに肘が赤くなっていた。湿気もあるかもしれないが、いやだなあ。


もうひとつ困っているのが、趣味で続けていた手帳に書く内容がまったく思いつかなくなった。今ご覧の通り、noteや電子日記など、ペンを持たないですむことはぽちぽちと気楽に書き進めることができる。が、「改まって書く」ということができなくなった。
もともと仕事の愚痴なんかを整理のために書いていた手帳なので、ひょっとしたら、セロトニン様のおかげでイライラがわいてないのかもしれない。
これは悪い副作用ではなく、いい方向なのかもと思っておく。


つづく。

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