【エクセル】桁数の多い数字は千円単位で揃えましょう♪

おはようございます。こんにちは。いたをです。
ビジネス文書で、売上額などに「単位：千円」「単位：百万円」などと付記されているのを見かけませんか？

支店別の年間売り上げ、取引先別の累計売掛金など、大きな金額を扱うエクセルの表では、実際の金額のまま表示すると桁数が多くなり、視認性が悪くなります。

例えば「18,358,980」とそのまま表示すると、一見していくらかがよくわかりません。資料を見る人が桁を間違える可能性もあります。

ですので視認性を高めるために、「単位：千円」「単位：百万円」など、千単位、百万単位で桁数を減らして表示させたりするんですね。

たとえばこういうやつ・・・

でも、計算式を入れたりして数字はいじれない・・・。
（四捨五入や切り捨て・切り上げで数字が狂うかもしれませんし、手作業で数値を消したりしていたら、ミスって大惨事ってことも・・・）

そんな時は、［セルの書式設定］の出番です。
データの中身は変更せずに、見た目だけ表示する桁数を少なくできますよ。

ユーザー定義で下3桁を非表示にするTips

今回は、いたをnoteではおなじみの［セルの書式設定］ダイアログボックスの出番です。桁数を省略する表示形式を［ユーザー定義］で指定することにしましょう。

表示形式を変更したいセルを選択したら、
ショートカットキー「Ctrl」＋「1」を押します。

［セルの書式設定］ダイアログボックスを表示されますので、
［表示形式］タブの「ユーザー設定」を選択・表示します。

今回は以下のように表示形式を指定しましょう。

#,##0,　　：千円単位で表示する

最後の「,」がポイントです。この「,」が3桁を表しています。1つなら千円単位にしますよ～ってことです。最後を「,」で終わらせることで、3桁分が表示されなくなります。
もし百万円単位にしたいのなら「,,（カンマを２つ）」です。

どうでしょう。
表示の仕方を変えただけですので、データの中身は変わりませんね。

まとめ

今日は「桁数の多い数字は千円単位で揃えましょう♪」ということで、［セルの書式設定］の「ユーザー定義」を使って下３桁を非表示にするTipsをご紹介しました。

この設定で残念なことは、３桁ごとの単位でしか使用できません。
万単位や10万単位にすることはできませんのであしからず。その際は、どうしてもデータの数値を変更することにはなってしまいますが、［形式を選択して貼り付け］機能の［除算］でパパッと仕上げてしまいましょう。

なお、単位を変える際は、「単位：千円」「単位：百万円」などの但し書きを付記しておくことをお忘れなく。

それではまた。

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