【エクセル】同じ日付が並ぶと表が見づらいんだよな。なんとかならない?
おはようございます。こんにちは。いたをです。
左右の表を見比べてみてください。見やすいのは右側ですよね。
でもあとから集計する事を考えてのエクセル表作成ですので、あくまでも日付データを省略することはできません。
▲ 右のようにスッキリと見せたいけど、データを消してしまうと後で集計ができない! どうしたらいい???
「見せるための」表でしたら、重複する日付などは非表示にさせる(隠す)ことで表をスッキリ見やすくさせたほうがいいに決まってます。いかに見やすい表を作るか?が、大切だったりしますよネ。
でも日付データを消してしまうとあとから集計ができない!
うーん、困った。
そこで・・・
今日はこれまでにも登場した「条件付き書式」と「表示形式」を使って重複するデータを非表示にして(隠して)しまうというテクニックをご紹介しましょう。
▶ これまでのエクセル記事をまとめました。
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まず表で日付の列をすべて選択します。
「A2」セルを選択して、
「Ctrl」キー+「Shift」キー+「↓」キーですべての列を選択できます。
次に[ホーム]タブ→[スタイル]グループの[条件付き書式]から「新しいルール」をクリックします。
「新しいルール」画面が開いたら、[ルールの種類]から[数式を使用して、書式設定するセルを決定]をクリックします。
「次の数式を満たす場合に値を書式設定」のところに次の式を入力しましょう。
=A1=A2
これは「1つ上のセルと選択しているセルのデータが同じならば」という意味。
言いかえると同じ日付であるならば・・・ということになります。
右下にある[書式]ボタンをクリックします。
「セルの書式設定」画面の[表示形式]タブの[分類]から「ユーザー定義」をクリックします。
右側の[種類]の枠内に、
;;;(セミコロンを3つ連続して入力)
と入力してください。入力できたら、「OK」ボタンをクリックしましょう。
メモ!
セミコロン(;)3つの意味
ユーザー定義書式では、
・正の数
・負の数
・「0」(ゼロ)
・文字列
をそれぞれどんな表示にするか指定することができます。
正の数の表示形式を指定する記号
負の数の表示形式を指定する記号
「0」(ゼロ)の表示形式を指定する記号
文字列の表示形式を指定する記号
の区切りとして「;」(セミコロン)が使われます。
すなわちこういうことです。
正の数の表示形式;負の数の表示形式;「0」(ゼロ)の表示形式;文字列の表示形式
それぞれの箇所が空白になっていることから、「データはあっても、何も表示させない」という意味になります。
結果として・・・↓↓↓↓のように
「新しい書式ルール」画面に戻ったら「OK」ボタンをクリックしましょう。
はい!
これで重複する日付は非表示になりました。
あくまで非表示なので、見えなくなっているだけです。日付データは残っておりますのでご安心を。
いかがでしたでしょうか。
条件付き書式と表示形式をうまく使うことでいろんなことができます。アイディアを考えてみてくださいね。
それではまた。
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