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203 提案してることは間違ってなかった

株式会社Insight Techの西園です。
弊社とは関連の無いことなのですが、とあるニュースを見て私達の提案していることはやはり間違っていないんだなと感じたので、ちょっとそのあたり書いてみようと思いました。

我々のサービスの中に、生活者の日常の不満を買い取る「不満買取センター」と、文章を解析するAIダッシュボードサービス「アイタスクラウド」というものがあるのですが、アイタスクラウドをリリースした当初、その性能を分かりやすく伝えるために、家電に関する不満を分析したデモ画面を用意して説明を行っていました。

【実際の画面:家電関連不満の分析結果】

【図の見方】
 点 :類似意見の集合体
横 軸:意見の量(件)
縦 軸:ネガティブ比率(%)
赤い線:意見の量、ネガティブ比率それぞれの平均値

【ポイント】
① 右にプロットされた点ほど類似意見の量が多い
② 上にプロットされた点ほどネガティブ比率が高い
③ ①②から、右上にプロットされている意見ほど優先順位の高い課題
このように顧客やユーザーのVoCテキストデータから優先課題を可視化することができるのがアイタスクラウドです。

結果を見てみると、家電の不満の中でも特に「音がうるさい」という不満は、量も多くネガティブ比率も高い顕在的な課題であることが一目で分かりますね。このような形でサービス開始当初から様々なデータで分析した結果を発信していたのですが、この度空調家電メーカ―のダイキンにて、エアコンの音問題を解決するための新商品が発表されました。

開発に我々が関与している訳ではないのですが、個人的に「あぁ、開発してくれたんだ。ありがとう。」と勝手に感動してしまいました。
11月1日からの販売とのことなので反響がいかほどかはこれからですが、「これを待っていた」という方は多いだろうと思います。

最近は睡眠に関する不満も多く、睡眠時にエアコンの音が気になって寝つけないといった意見も見られますので、これを機に買い替えを検討されるのではないでしょうか。

皆様の不満の声は商品開発の種になることを改めて感じたニュースでした。


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